「男の子を育てる」の続編です。
女の子はどう育てたら良いのですか?という質問がありましたので、私たちは女の子を育てた経験はないのですが、調べて分かったことも含めて書いてみました。
◎女性らしさを生かす
人格的に男性女性は同じです。しかし、神さまは、男性女性を違うものとして創られたので、生まれながらに違いがあります。
以前書いたように、女性は右脳左脳をうまく使うことができます。これは女性が子供を産んで育てることに深く関わっているからでしょう。全ての女性の価値が、子供を生み育てることにだけあるわけではありません。しかし、仮に女性がビジネスをしてもその能力は生かされることでしょう。男性の特性に女性が取って代わる必要はないのです。
では、女性らしさとは何でしょうか?
人を愛することができます。感情的に豊かです。思いやりがあります。瞬発力はないけれど持続力があります。神さまを受け入れやすい心を持っています。
女性に取って、母親業が恐らく最大の仕事かもしれません。子供を育てることは、総合的な人格力を必要とするからです。(ただし、母親業と同じ業を必要とする職業はたくさんあります)
◎心のふれあう会話を
アメリカでの話ですが「父親を語る」という40歳代の女性のインタビューがありました。その時、大部分の女性が「自分が10 代の頃に父親と近い間柄にいたいと願ったけれど、心がふれあう会話が父親とできなかった」と残念がっていたということです。その場では、皆が同情し合い、泣き合ったそうです。
父親はかわいい娘の声を無視してきたのですね。
女性は、本来会話好きですし、話すことによってストレスが解消されると言われます。女の子は、話し相手として楽しいことでしょう。
◎ファッションに関心を
女の子はおしゃれに関心が高く、小さい頃からファッションに興味を持ちます。衣服や色彩やお化粧に。
女の子は、自分に似合う服装やカラーを、小さい時から見つけ出します。
アメリカでは、母親が息子にファッションセンスを教え込むそうですから、女性は娘の頃にファッションセンスを学び身につけておく必要があります。父親も娘の似合う服装を見たときには、ほめることができるとすてきですね。
◎保護する
女の子の心は繊細で傷つきやすいので、日頃から心の状態に注意して、親が気に掛けていくことが必要でしょう。
イギリスでは男の子を育てるときに、特に人格面を厳しく教育します。男性がしっかりしていれば、女性は大切にされ守られる社会になるのです。
性的な面で女性は傷つき易いのですから、母親は娘が自らを大切にすることの重要性を教え、父親は娘を守っていくことが大切なのですね。
参考図書:女の子を育てる(ジョナサン・ベネディクト著)
若い母親に贈る8章(ジョン・ドレッシャー著)