旧約聖書「伝道者の書」に登場する
イスラエルの第3代王
栄華を究めた
ソロモン
の人生を見ていきましょう!
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日本は世界で一番安全な国!
歴史的にも日本ほど治安の良い国はなかった
松本 貴典教授が語る
成蹊大学 経済学部 現代経済学科
日本人は治安が良く極めて安全な国だ!
21世紀になってから、さらに日本の治安は改善されており、殺人発生率は2000年が0.4件でしたが、2017年には0.2件にまで半減している。
一方で、参考までに、治安が悪い国を見ておきましょう。
まず、よく日本との対比で言及されるアメリカ(USA)はどうでしょう。
2000年には5.5件、2017年には5.3件で,これは日本の25倍程度になります。
ちなみに、ヨーロッパの例として採用したイギリス(UK)は1.6および1.2で、日本の6倍程度です。
調査年不明 |
グラフをご覧下さい。これは、スウェーデン、イングランドおよびウェールズ、スイス、イタリアにおける殺人発生率を超長期的に見たものです。右側の緑の点は、私が補記したものです。
超長期的に見た場合、ヨーロッパでは殺人事件発生率はたいへん急速に――最大で100分の1にまで――減少してきています(縦軸は対数目盛になっている点にご注意下さい)。
むしろ、研究者は、20世紀後半から欧州での数値が上昇してきていることに懸念を表明しているほどですが、それでも現代は、長期傾向的には、治安が向上してきていることはまちがいないでしょう。
しかし、前段で検討した、世界で最も治安が悪い国であるエルサルバドル(ELS)、ホンジュラス(HDL)、ジャマイカ(JAM)、南アフリカ(SAF)などでの殺人事件発生率は、700年前のヨーロッパのレベルです。
14~15世紀のヨーロッパは大混乱の時代です。教皇のバビロン捕囚を象徴とする宗教界と政治権力の対立、教会の大分裂による混乱、ヨーロッパ全土を巻き込んだ百年戦争、薔薇戦争、フランスやイングランドでの大規模な農民反乱など、国家間はもちろん国家内での地域紛争も頻発しました。世俗ともに大いに乱れた時代でした。
この時代の治安レベルを想像するのは、異端審問裁判を経て19歳のジャンヌ・ダルクがどのような最期を遂げたか想像するだけで十分でしょう。
そして、この混乱のままなのが、現在の中米や南アフリカなのであるという事実――つまり数百年前の治安状況が現代に残されているという事実――には正直驚愕します*。
ちなみに、アメリカは300年前前後のヨーロッパとほぼ同じ状況、イギリスは大健闘でかなり治安の向上に成功しているといってもいいでしょう。
さて、一方で、この図の中でひときわ目立つのが現代日本(JPN)の治安レベルです。グラフから明らかなように、過去1000年間で、ここまで治安がよく安全だった国は存在しませんでした。驚くべき数値の低さです。
私が指摘しておきたいのは、ヨーロッパとの比較だけからではあるものの、大胆にいえば、「この日本の治安のレベルは、おそらく史上現れたすべての国の中でも最高の水準にある」という、客観的事実です。
われわれは、世界でも屈指の豊かで幸福なこの国に暮しながら、この事実を明確には認識していないのではないでしょうか。「この日本の治安のよさは人類史上の奇跡と呼べる水準にある」のにも関わらず。
日々この国では「日本の不安」が垂れ流されています。むろん用心にこしたことはありません。
しかし、青い鳥を探し求めた結果、青い鳥が実はどこにいたのかを、われわれはもう少し自信を持って思い出してもいいのではないでしょうか。
神が彼に安全を与えるので、彼は支えられる。
しかし、
神の目は彼らの道の上に注がれる。
箴言24:23
第16代
TOYOYA CROWN