知人3人から、原発や放射能に関するこれらの本を紹介されました。
著者は、今話題の人〜小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教授)。
彼は、原発の危険性を40年間説いてきた方で、これまで無名でしたが、原発事故後に脚光を浴びています。
これらの本を読めば読むほど、「原子力は人間が制御できないほど恐ろしいもの」と知ることができます。
本を読んで、今、日本人一人ひとりが、これからの日本のエネルギーを考えていくことが大切だ!と思わされました。
因みに、現東北大学教授のKさんは、小出裕章さん(東北大学出身)のことを正直な人だ、と言っていました。
正しい情報は何か?
まだ、原発事故の正確な把握がなされていない現状では、微妙な内容が多いですが、読んでみる価値はあるでしょう。
以下、知人のメールです。
(日本人は、パニックを避けたいということもあってか、事実を隠したがる。正確に情報を流さない。その上、最悪の事態から発想しないで、良い方に良い方にと情報を解釈したがる。日本人の多くは自分達に最も都合の良い情報だけを集めて希望的な観測に終始する欠点があります。これはマスコミや政治家に特に顕著です。だから危機管理がまったく出来ないのです。)
自分にもその様な傾向があるので、反省していますが。
事実が分かる限り正確に把握できれば、私たちは最善の策に挑戦できるのです。
放射能については、これまで隠されていたあるいはこれまで分からなかった情報が明らかになっていくことでしょう。しかし今、できうる限り事前に対処していきたいものですね。
1)「原発はいらない」で感銘を受けたところ
・半分のエネルギーでも暮らせる〜1970年代の日本人のエネルギー消費量は、現在の約半分の60,000kcal。現在の省エネルギー技術からすれば、70年代よりもはるかに豊かな暮らしが可能。少しの配慮で、私たちは現在の発電量で十分やっていける。
2)反論
「原発はいらない」のあとがきの中にある「原発を再稼働させる画策はどこからくるか」の項目の中に、「日本が核兵器をいつでも製造できるように努めてきたから」とあります。
そのようなことはない!ことを、確かな人から確認しました。
日本は国策として核武装することは、政府でも防衛省でも全くないことを確認できて、私は安心しました。
主なる神は言われた。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。 主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。 旧約聖書 創世記 3:22〜24