2011年7月16日土曜日

   さよならスペースシャトル

2011年7月7日 最後のスペースシャトル”アトランティス”の発射


1981年に初飛行。30年間にわたって135回のフライトを達成。
「コロンビア号」「チャレンジャー号」「アトランティス号」「デイスカバリー号」「エンデバー号」の5機が造られた。
しかし、悲劇的な事故で「コロンビア号」「チャレンジャー号」の2機を失った。
この間、ハッブル宇宙望遠鏡を設置し、近年は国際宇宙ステーションの組み立てに多大な貢献を果たした。
宇宙に行った宇宙飛行士は約400人。日本人は7名。
人類の宇宙探査の夢を紡ぎ続けたシャトルの偉業は歴史に残る快挙だった!


3枚の図はWikipediaから転載


アトランティスのコックピット
新鋭戦闘機や新型旅客機のような最先端の装置は敢えて使わない

宇宙運ぶために設計されたスペースシャトル
初期の段階ではさまざまなアイデアがありました。
1983年ごろにカリフォルニアにあるマクダネル・ダグラス社に見学に行ったことがあります。
その当時は、宇宙開発が盛んな時期で将来計画が多数開発途上にありました。
その未来予想図は、アーティストが科学者の意見を取り入れながら描くのですが、結果的にほぼ予想図通りになるそうです。
人間の夢を追う創造力はすごいと思いました。

1952年に描かれたスペースシャトル
フォン・ブラウン博士の提案


初期のアイデア:さまざまなスペースシャトル案


設計前にアーティストによって描かれた
スーペース シャトル計画の想像図





最後に 未来のスペースシャトルのアイデアをご紹介しましょう。
出所:NASA



アメリカのエックスコア・エアロスペース社が計画中の
観光用の2人乗りスペースシャトル「リンクス(Lynx)」

PDエアロスペース:日本の会社です


参考図書:スペースシャトル(ロワード・M・パワーズ著/毎日新聞社/1981年)

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