「レジリエンス」
という言葉を最近知りました。
2012/4/23掲載のコトバンクによれば・・・
「レジリエンス」(resilience)とは、
一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉で、
近年は特に
「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」
という心理学的な意味で使われるケースが増えています。
さらにレジリエンスの概念は、
個人から企業や行政などの組織・システムにいたるまで、
社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべき
リスク対応能力・危機管理能力
としても注目を集めています。
日本では地震を始めとするあまたの災害に見舞われてきました。
これまで多くの努力がなされてきました。
が・・・
日本はその地理的特性から、
常に天災に危機にさらされて来ましたし、
これからもそれを避けることができません。
そこで、
「レジリエンス」の視点でリスクを真摯に見つめながら、
「それによるダメージを抑える」ことと「迅速に回復する」という
両方の考え方を併せ持つ危機管理が重要な訳です。
また、
「減災」
という言葉も最近知りました。
あまり使われてはいませんが、
確かに、
「レジリエンス」
に通じる言葉ですね。
これを提唱しているのが山埼正和氏です。
読売新聞の記事をご紹介します。
また・・・
大船渡市で東日本大震災を体験した
開業医でありキリスト者の山浦玄嗣氏は、
他県から来た多くのメディアの人や支援者が
そろいもそろってこう質問したそうです。
「実直な東北の人たちが、なぜこのようなひどい目に遭わなければならないのか?」
しかし、
現地で災害にあった人で
「自分たちは何故、このような目に遭わなくてはならないのか?」
などという人は誰もいなかったそうです。
山浦氏は、そもそもそのような質問自体が無意味だ!
と言います。
山浦氏の著書
|
この内容が簡潔に読売新聞に掲載されていましたので、ご紹介しましょう。
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レジリエンス!
自分の生き方にも参考になりました。
わたしたちの先祖はあなたに依り頼み依り頼んで、
救われて来た。
助けを求めてあなたに叫び、
救い出されあなたに依り頼んで、
裏切られたことはない。
詩 22:5〜6 (新共同訳)
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