2011年5月24日火曜日

ライフデザイン:コミュニティ活動

5月イキイキふれあいサロン
コミュニティ活動の重要性に気づき参加しはじめたのは、この地に引っ越してきてからです。
特に、大学教員になってから時間ができたことや授業がらみで学んだこと、さらに子どもの教育に関心を持ったことから、自治会やPTAなどさまざまなコミュニティ活動に積極的に関わるようにしました。

以前からの住民交流会と4月からの活動計画の案内
(クリックすると拡大します)


ここの自治会活動は元々非常に活発だったのですが、昨年から新たに自治会長になった弥永さんが、積極的にコミュニティ活動を推進しはじめました。
ご存じのように、東日本大震災からあらためてコミュニティ活動の重要性に気付かされましたが、その前からこの活動がはじまっていました。

5月は、自治会館に集まって「おしゃべり広場:豚汁会」でした。
おいしい豚汁と混ぜご飯おにぎり。
20年ぶりにお会いした元自治会長さんや以前から知り合いになりたいと思っていた元大学教授の方など・・・いろいろな出会いがあって楽しいひとときを過ごしました。
少し食べてしまった後の写真です
お代わりもたくさんありました



2011年5月23日月曜日

ライフ デザイン:リタイアの起承転結

枯れたと思ったレモンの木から新芽が・・・
《結婚生活のセカンドハーフ》
という翻訳本を買ったのは、もう10年以上前のことでした。
セカンドハーフとは、結婚人生の後半のこと。
つまり、子育てが終わって、夫婦が再び二人きりになること。
英語で“EMPTY NEST”つまり“子供がいなくなった鳥の巣”という意味です。私たちもいつからかそのようになりました。
夫婦二人で出かけた帰路、急いで帰らなければ、と子供のことを心配する必要はもうなくなったのです。
しかし、どこか寂しい・・・でも、夫もいれば妻もいる。そう、二人なのです!

ところが・・・
新婚時代の二人は、一般的にご主人は働いているので、意外と夫婦が共有する時間は少ないものです。だからお互いの理解(コミュニケーション)は、30年経っても、思いの 他できていないのです。
そして“EMPTY NEST”   再び二人“だけ”の生活がはじまります。

我が家のバラ
《夫は定年・妻はストレス》
という本があります。
著者のカウンセラー(フェミニスト セラピスト)清水博子さんは、長年、多数のうつになる妻のカウンセリングを続けてきました。
妻たちは、定年前後の夫の「俺はよく働いてきた。そのお陰でおまえ達は良い生活をしてきた。俺の勤めは終わった、これからは自由に生きるぞ。」という言葉に、強い憤りと怒りを感じていると言います。
妻はこれまで、家事を取り仕切り子どもを育て、夫を支え家族に貢献してきたのです。その夫という遺物が、突然、毎日家にいる。
80%以上の妻はストレスを感じているのです。


リタイア後の「幸せレシピ」の詳細は、この書に譲りますが・・・
男性は、「大きなぼうや」から、自立した男性になる(遅ればせながら)。
そして「謙遜」になって、まずは妻から「家事」を教わり、実行していく。
家事を分担し、互いをいたわり合う。
そのためにも、まず、身近な妻や子どもとの話しのなかで、自分の感情を素直に表現していくことを学ぶことが大切。


畑のカリフォルニアポピー
私もこの数年学んできましたし、今も家事体験中です。
そして、リタイア生活にも「起承転結」があることを発見しました。
(私の場合)今までの5年間は「起」の時期で、いろいろな事を体験しました。
そして今からは「承」、自分が何をしたいか
やるべき事は何かをもう一度確認し、
これから生涯やっていく事に取り組みたいと思っています。
私たちは、現状の生活を「友共トモトモ人生といっています。
パートナーとして夫婦共に与生を豊かに歩んで行こう、と話しています。
朝夫婦で散歩し、朝食準備は私の役割。その後、二人でディボーション(聖書を読んでお祈りをする)を持ち、昼食はご飯メニュー。夜はパン食。つまり、昼食と夜を逆にして、寝る前にお腹を軽くすることによって、健康的な生活パターンにすることが狙いです。
リタイアカップルには お勧めです。
どうぞ お試しください。



あなたがたも、おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい。妻もまた自分の夫を敬いなさい。
新約聖書 エペソ人への手紙 5章:33節 

参考図書:結婚生活のセカンドハーフ(いのちのことば社)、夫は定年・妻はストレス(青木書店)



タニタ社員食堂レシピの《ドライカレー》を作ってみました


先般ご紹介した「タニタ社員食堂」レシピの《ドライカレー》を作ってみました。
妻ロコさんの指導よろしく、下のレシピに従っておいしくできました。
もう一度食べたい出来だったので、皆さまもぜひ作ってみてください。

クリックすると拡大します

     野菜づくりの日々

昨年から2倍に広げました
昨年9月からはじめた野菜作り。
ぼちぼち・・・成果がでています。

今年の春になって面積を2倍に広げ、今は11種類の野菜と1種類の花(ポピー)を栽培しています。
いろいろ実験中という感じです。
最近、ようやく畑仕事の楽しさを味わい始めました。
毎日1回は畑に行き、キャベツの虫取りなどのケアに努めています。


2011年5月22日日曜日

    散歩道の草花を愛でる


散歩道にはさまざまなきれいな花が咲いています
《写真はクリックすると拡大します》



 聖書から
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。



 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。


あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。


  なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、このの一つほどにも着飾ってはいなかった。


 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。



   だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。

マタイの福音書 6:2531


2011年5月18日水曜日

   ライフ デザイン:健康

ヘルスメーターなどの健康機器メーカー
《タニタ》の社員食堂レシピが話題になっています。
500kcalのおいしい満腹料理のレシピです。
 社員がまず健康でなければ・・・という社長命令で、体重やコレステロール値のコントロールなどの体調管理を第1目的に 社員に提供されているそうです。
このメニューで500kcal はすごい!
 ポイントは「満足度」を重視したメニューづくりで、色合いや味付け 季節を感じる献立に。
新鮮な果物やカラフルな野菜などに 肉料理や丼ものも加え、和洋中+エスニック料理を提供。そして おいしい米を使っています。
要は・・・油のカット・塩分カット・低カロリー食材・かませる野菜・目で楽しむ工夫などが ヘルシーレシピ調理のコツがそうです。


メニューの例
自分でつくってみたい一品


参考図書:体脂肪計タニタの社員食堂(大和書房)、続編も出版されています。

2011年5月14日土曜日

     相模原市に住む


私たちが住んでいる「相模原市」をご紹介します。
2010年4月、相模原市は戦後に誕生した市として初めて、政令指定都市となりました。

相模原市は・・・交通アクセスの良さを背景に、都市機能と生産機能を合わせ持って発展してきました。その一方で、鮎踊る相模川をはじめ、丹沢山系、陣馬山、相模湖、津久井湖、城山湖、宮が瀬湖など豊かな自然も有し、多様な魅力と70万を超える市民の活気あふれる、交流拠点都市です。
雨水(あじさい)と汚水水道(けやき)のふた
友好姉妹都市
中国・無錫(むしゃく)市
カナダ・トロント市
カナダ・トレイル市

銀河連邦は、宇宙開発の最先端技術を研究している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設が縁で交流を始めた42町が、ユーモアとパロディの精神で連邦国家を組織し、それぞれの共和国が手を取り合い、相互の理解と親善を深めることにより、宇宙平和の一翼を担うとともに、人々の笑顔あふれるユートピアの創造をめざしています。
子どもたちの留学交流事業を始め、スポーツ交流や経済交流、銀河連邦サミット・フォーラムの開催などを通じて友好を深め、相互の発展と宇宙への夢とロマンを育むことを目的としています。




2011年5月8日日曜日

    ライフデザイン:健康

健康のバロメーターとして肥満比率があります。
近年話題になっている「メタボ」は 果たして心臓病などの死亡率に 関係があるのでしょうか?
メタボ(BMI)は 体重(kg)を身長(m)で2回除した値 ですが
国際的には BMI 30以上を肥満といっています
肥満の程度が小さい日本では BMI 25以上を肥満としています

下図は 横軸が成人肥満比率 縦軸は 虚血性心疾患死亡率を示しています
虚血性心疾患とは 狭心症や心筋梗塞などの心臓病です
  《図をクリックすると拡大します》
肥満と心臓病との関係を国際比較で見てみると    どうやら相関があるようです。
1)心臓病で死亡率が高い国は アメリカ・ニュージーランド・イギリスです
2)日本の場合は先進国の中で 最も肥満率が低く 問題はなさそうです
食生活が良いからでしょうか すばらしいですね!
最近では メタボが病気の原因と強く言われなくなったようですが・・・
3)フィンランドの死亡率が高いのは 動物性脂肪の取り過ぎが原因のようです
4)男性女性の差異は 男性の方が 女性の2倍の死亡率になっています


神様を待ち望む者は、新しい力がみなぎり、わしのように翼を張って舞い上がります。 いくら走っても疲れず、どんなに歩いても息切れしません。旧約聖書 イザヤ 40:31


参考図書:統計データはおもしろい(技術評論社)

2011年5月7日土曜日

   ボラティア活動の国際比較


  《図をクリックすると拡大します》
東日本大震災の後に 日本ではボランティア活動が活発化しています。
すばらしいことですね!
そこで ボランティア活動の国際比較を見てみました。

・縦軸の「NGO援助比率」は、政府によらないNGOによる自発的な援助活動
・横軸の「ボランティア活動率」は、コミュニティ活動や子供のスポーツ指導といった個人的な奉仕活動による援助

◎ アメリカは ボランティア大国。次いで オランダ・カナダ・イギリス・スウェーデンなど
◎ スウェーデンは 個人的なボランティア活動が盛んなことを示しています
◎ 日本のボランティア活動はまだまだですが これからですね!

◎ ODA(政府開発援助)
・2010年日本は アメリカ・イギリス・フランス・ドイツについで5位
日本は 1993年から2000年までの8年間 ODAトップの座を保っていました。
そのおかげで今 世界各国からお返しの援助を得られているのでしょう。
うれしいことです。
  《図をクリックすると拡大します》
自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。 新約聖書 マタイ 6:20


参考図書:統計データはおもしろい(技術評論社)

2011年5月2日月曜日

     DEBRIEFINGを学ぶ

私たちはたくさんの想い出や情報を背中(心の中)に背負っています。
自分ではそれを開いて 不要なモノ(恐れや不安をもたらす事柄)を 捨てることができないのです。
それを捨てるお手伝いを 誰かがしてあげると助かります。
そこで 「話しを聞く」ことによって 不要なモノを捨てるお手伝いをするのです。
DEBRIEFING (de・briefing:仕事の申し送り)とは・・・
極端な非常事態を経験した記憶がトラウマとなって心身の後遺症とならないように 短期記憶から長期記憶へと整理し けじめをつけて転送するお手伝いをすることです。
時計のさまざまな歯車が噛み合わされて 大きな歯車(大きな仕事)を動かすように 小さな問題やショックでも 人には大きな影響を与えることがあります。
今は何でもないのに 半年後に体調を崩すとか 異常が出てくることもあるのです。
DEBRIEFINGは 心理的なカウンセリングではありません。
例えて言えば・・・
(ショックを受けた人)のドアの前に立って ノックしている状態。
その人が YES と言って ドアを開けてくれたら 玄関に入ります。
さらに、その人の許可を得て YES と言われれば 居間に通していただく。
その様にして その方の重荷をひとつづつ降ろして差し上げるのです。
今回の災害にあった方々や 飛行機事故に会われた方々の心のケアをすることで、
トラウマや鬱にならないようにすることを目的にしています。

専門家でない私たちが ショックを受けた方々に接し ただお話しを聞くだけで その方々は癒されていきます。
被災地の避難所にいる方が最も望んでおられることでしょう。
重傷の方には 専門家が対応しますが 実は下記の事を知れば 誰でもできる、と言うことを学びました。
以下 DEBRIEFING のやり方を簡潔にご紹介します。
3つのプロセスで 相手に質問をしながら耳を傾けます。

① FACTS:体験した事実を聞く
・体験した事実に耳を傾ける
・Whyと問わないで 事実を聞く質問をする
② THOUGHTS:体験中や体験後に考えたことを聞く
・その時にどのようなことを考えましたか?
・その体験をしてから何を考えていますか?
③FEELING:体験の感覚的な印象や感情を聞く
・その時の匂い/音/光景はどうでしたか?
・一番いやだったのは どの様な場面でしたか? その時はどんな気持ちでしたか?
・何かストレスを感じていますか?(例えば 疲労感/睡眠障害/怒り /嫌悪感など
★ 最後に
話しのエッセンスを捉えて 「おっしゃりたいことは・・・だったのですね」と控えめにまとめる。慰めや励ましのことばは禁句。

日頃のストレスを軽減するためにも 有益な方法と思います。
誰でもできるとは言っても 多少の訓練と慎重な準備が必要です。
この記事はあくまでも紹介の域を出ませんのでご了解ください。
私が学んだのは以下の方々からです。
Ian McIntosh氏・Richard Benson氏
People Resource Team
The Navigators
(米国ナビゲーター/人的資源チーム・心理学博士)
オーストラリアにて10年以上カウンセラーとして働き、現在は米国ナビゲーターの人的資源チームのメンバーとしてスタッフの心のケアを専門として奉仕しています。

 疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたし(イエス・キリスト)のもとに来なさい。わたしが 休ませてあげよう。
 新約聖書 マタイの福音書 11章:28節