アッシジ大聖堂 天井画 |
クリスマスおめでとうございます。
神様は、かけがえのないひとり息子を、この不正な世に遣わし、
その方の死によって、私たちに永遠のいのちを与えてくださいました。
そのようにして、どんなに私たちを愛しておられるかを、証明されたのです。
新約聖書:第1ヨハネ 4章9節
ーーー聖書からクリスマス物語ーーー
ベツレヘムにいる間に、
マリヤは初めての子を産みました。男の子でした。 彼女はその子を布でくるみ、飼葉おけに寝かせました。 宿屋が満員で、泊めてもらえなかったからです。
その夜、町はずれの野原では、羊飼いが数人、羊の番をしていました。
そこへ突然、御使い(天使)が現われ、主の栄光がさっとあたり一面を照らしたのです。 これを見た 羊飼いたちは恐ろしさのあまり震え上がりました。
御使いが言いました。 「こわがることはありません。 これまで聞いたこともない、すばらしい出来事を知らせてあげましょう。 すべての人への、うれしい知らせです。
今夜ダビデの町(ベツレヘム)で救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
布にくるまれ、飼葉おけに寝かされている赤ん坊、それが、目じるしです。」
するとたちまち、天の軍勢が現われ、御使いといっしょに神をほめたたえました。
「天では、神様に栄光があるように。
地上では、平和が、神様に喜ばれる人々にあるように。」
御使いの大軍が天に帰ると、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こうぜ。 主が知らせてくださった、すばらしい出来事を見てこようじゃないか!」と言い合いました。
羊飼いたちは息せき切って町まで駆けて行き、ようやくヨセフとマリヤとを捜しあてました。 飼葉おけには、赤ん坊が寝ています。
何もかも御使いの言ったとおりです。 羊飼いたちはこのことを大ぜいの人に話して聞かせました。
それを聞いた人々はみな、ひどく驚きましたが、
マリヤはこれらのことを胸に納め、時々、思い返していました。
羊飼いたちは、お告げどおり赤ん坊にお会いできたので、神を賛美しながら、帰って行きました。
《ルカの福音書 2章:6節~2章20節 》
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