2012年4月1日日曜日

ライフデザイン:いまどきの60歳

《2012/3/31のインターネット調査から転載》
60歳までにやっておけばよかったこと 何でもランキング
節制の大事さ身に染みる


4月からの新年度を前に、将来に向けてライフスタイルの見直しを考えている人も多いかもしれない。日本は世界一の長寿国。充実した人生を過ごすためには何をしておくべきか? 60歳以上の500人にこれまでの経験から「やっておくべきだったこと」と「やっておいてよかったこと」を聞いた。

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  「人間関係」「健康」「お金」の3分野について                                                            それぞれ「やっておくべきだった」と「後悔していること」の回答です。

             総合点で最も高かったのは、健康!          健康編の「腹八分目を意識し、大食い、大酒をしない」。     「守っていれば生活習慣病の心配をしなくてよかった」(70歳男性)や「大酒をよく飲んだが、体を傷めただけだった」(67歳女性)など、 健康編3位の「野菜中心の粗食を心がける」と併せて、肥満や内臓機能の衰えを憂う声が多かった。

       食生活の欧米化が進んだのは、約半世紀前から。       ちょうど現在の60歳代は若い頃から肉料理に親しみ、働き盛りはバブル期と重なり、ぜいたくな食生活をおくった人も多い。「生活習慣病が急増したのも現在の60歳代が先駆け」(西病院の西昂理事長)という。




                                      人間関係では・・・                   仕事以外の時間を充実させたいとの声が多い。「仕事を離れるとただの人だった」(70歳男性)と言われないためにも、人間関係編1位「仕事以外の特技を持つ」や夫婦や子どもや地域住民らとの絆を大切に感じている様子がうかがえる。「60歳からの人生の愉しみ方」(三笠書房)の著者、山崎武也さんによると「幸せなおじいさん、おばあさんになるコツは、感謝の気持ちを忘れないこと」。仕事などの実績も「周りが支えてくれるから」との謙虚さを持つことが大切という。



              金銭面では・・・             「貯金」が1位。「老後は考えていたよりお金が必要」(64歳男性) 「年金だけでは不足」(62歳女性)など、先行きの不安を感じているコメントも多くあった。医療費など不意の出費も多くなる。ゆとりあるセカンドライフを迎えるためにも、働けるうちにコツコツ貯めておくことが肝心なようだ。


 調査の方法 インターネット調査会社のマクロミルを通じ3月上旬から中旬に調査を実施。コミュニケーション塾主宰の今井登茂子さん、西病院の西昂理事長、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの協力を得て選択肢を作成した。調査対象は20~70歳代の勤務経験のある男女で「お金」、「健康」、「人間関係」を充実させるために何が重要かを、それぞれ30の選択肢から選んでもらった。有効回答は60歳未満500人、60歳以上500人の計1000人(男女同数)



イエスキリストのことば》
 空の鳥を見なさい。
食べ物の心配をしていますか。
種をまいたり、刈り取ったり、倉庫にため込んだりしていますか。 
そんなことをしなくても、天の父は鳥を養っておられるでしょう。 
まして、あなたがたは天の父にとって鳥よりはるかに価値があるのです。
マタイの福音書 6:26

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