2019年11月4日月曜日

ライフデザイン:小冊子「エンディング・サイン」のご紹介



小冊子「エンディング・サイン」
をご紹介します
推薦者:星野 隆三



「エンディング・サイン」
は、
「カレブの会」

代表の小川吾朗さんが、
ライフワークの一環として書きあげた小冊子です。
誰もが自分の最期について思い巡らすとき・・・
最善であるようにと祈ることでしょう。

この本は、
そのような時に役立つコミュニケーション・ツールとしての提案です。
何故この本が生まれたか、
その意図を著者ご自身に語っていただきます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旧約聖書・創世記に出てくる
ヤコブは、
自分の終わりが来たことを悟り・・・
力をふりしぼって床に座り、
息子たち12人を自分の回りに集め、
彼ら一人ひとりを祝福し、
世を去りました。
(創世記4849章)
感動的な別れの場面です。

私たちもまた、
ヤコブがそうしたように、
自宅に家族が集まり、
その一人ひとりに手を置き、
彼らを祝福し、
その後、
家族に見守られてこの世を去る。
このような最期であったらどんなに幸せであろうかと思います。


別れ


しかし、
私たちにとって明日のことは誰にも分かりません。
ヤコブから学ぶことは、
「メメント・モリ」(MEMEMTO MORI)の生き方です。
かつて、
中世の修道僧たちは、
この言葉を日々の挨拶としたそうです。
このラテン語の意味は「死を覚えよ」。
自分にいつか必ず訪れる死を忘れないで生きるように、
と私たちに促しています。

この生き方は、
暗く悲壮感に沈む日々を想像してしまいますが、
そうではなく、
死を意識した生き方は、
かえって力強く明るい祝福された日々へと
私たちを変えていくのです。

私たちがある人の思い出を語る時、
「あの方の、最期の言葉は・・・」
と言って
深く心に刻まれた言葉を思い起こすことがあります。
それほど最期の言葉は人々に深い影響を残します。
たとい、
それまで悪い関係があったとしても、
その一言で善い関係に変えられることもあるのです。



勝利


ところが、
そんなに大事な言葉も、体が衰弱し話す力が失われると、
伝えられない場合があります。
そのような時、
もし何らかの共通理解のある「サイン」があれば、
自分の思いを
家族や友人に伝えることができるのではないでしょうか。

この「エンディング・サイン」は、
そのような時でも、
大切な「感謝」の思いと、
死後の「希望」を伝えるために生まれたのです。


感謝

私たちが、
家族や友人に伝えたいと思うこの大事なメッセージを、
最期に伝えたいと思うだけでなく、
元気な今からこの「サイン」を伝え、
「感謝」「希望」

共にしつつ生きて行こうと決めるなら、
それまで経験したことのない
「喜び」

生まれて来ることでしょう。

そして、
この期待は、
決して失望に終わることはありません。・・・




*注文先〜小川吾朗 Email:goroogawa@gmail.com 
または FAX028-647-2938

*定価〜400(税込み)





わが家の百合

この希望
失望に終わることはありません。
なぜなら・・・
私たちに与えられた聖霊によって
神の愛

私たちの心に注がれているからです。
ローマ人への手紙 5章5節





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