毎月
「人生の宝探し」
という会を
男性限定で開催しています。
男性同士が本音で話し合い
恵みを分かち合っています・・・
〜〜〜今回は親子関係について〜〜〜
レンブラント作:放蕩息子の帰還 |
聖書の中に有名なたとえ話があります。
父親から財産を分けてもらい
家出した弟が
放蕩の限りを尽くして無一文になります。
死ぬほどに苦しんだ彼は
父の家を思い出します。
その時
自分のなした自分勝手な罪を心から悔い改めます。
そして
帰宅した彼を迎えた父親は、兄はどのような態度をとったでしょうか?
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放蕩息子のたとえ話
ルカの福音書15:11〜32
イエスはまた、こう話された。
ある人に息子がふたりあった。弟のほうが父に、『お父さん、財産のうち私がいただく分を下さい。』と言った。それで父は、財産をふたりに分けてやった。
それから何日もしないうちに、弟息子は、すべてのものをまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して、財産を湯水のように使ってしまった。
何もかも使い果たした後、その地方全体に激しい飢饉が起こり、彼は食べるにも困り始めた。
それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑に送って豚の世話をさせた。彼は、豚が食べるいなご豆で腹を満たしたいほどだったが、だれも彼に与えてはくれなかった。
しかし、彼は我に返って言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が、なんと大勢いることか。それなのに、私はここで飢え死にしようとしている。立って、父のところに行こう。そしてこう言おう。「お父さん。私は天に対して罪を犯し、あなたの前に罪あるものです。もう、息子と呼ばれる資格はありません。雇い人のひとりにしてください。』
こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとへ向かった。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけて、かわいそうに思い、駆け寄って彼の首を抱き、口づけした。弟息子は父に言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪あるものです。もう、息子と呼ばれる資格はありません。』
ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い衣を持って来て、この子に着せなさい。手に指輪をはめ、足に履き物をはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来て屠(ホフ)りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから』こうして彼らは祝宴を始めた。
ところで、兄息子は畑にいたが、帰って来て家に近づくと、音楽や踊りの音が聞こえて来た。それで、しもべの一人を呼んで、これはいったい何事かと尋ねた。しもべは彼に言った。『あなたのご兄弟がお帰りになりました。無事な姿でお迎えしたので、お父様が、肥えた子牛を屠られたのです』
すると、兄は怒って、家に入ろうともしなかった。それで父が出て来て彼をなだめた。
しかし、兄は父に答えた。『ご覧ください。長年の間、私はお父さんにお仕えし、あなたの戒めを破ったことは一度もありません。その私には、友だちと楽しむようにと、子やぎ一匹下さったこともありません。それなのに、遊女と一緒にお父さんの財産を食いつぶした息子が帰って来ると、そんな息子のために肥えた子牛を屠られるとは。』
父は兄息子に言った。『子よ、おまえはいつも私といっしょにいる。私のものは全部おまえのものだ。だが、おまえの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのは当然ではないか。』
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あなたに質問
① あなたの立場は誰に近いですか?
② 父とふたりの息子が登場していますが、この3人で、あなたが
関心をもったのは、誰ですか?
③ このたとえ話で あなたが感銘を受けたこと(学んだこと)は
どのようなことですか?
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親子の意見対立解決法
〜親子の意見が対立している場合
第1法
・親の力や権威で子どもを説き伏せる
第2法
・親が子どもに譲る
第3法
・対立する意見の折衷案や中庸案ではなく、全く新しい解決案を創造する
・子供が解決に参加している
・一方の力ではなく、両者の満足 が得られる創造的な解決策を得られる
・子供の場合、思考力が伸びる
・本当の問題が表面化するので、今後同じような問題は起こりにくくなる
親子 対立解決法6ステップ
・親子の欲求や意見が対立していることを、まずは認める
・親が「両方に受け入れられるような解決策を一緒に考えてみないか」と子供に言う
・親子で考えつく解決策を出してみる
・出てきた案を批判したり評価しながら、親子とも受け入れられる解決策を決める
・両方が受け入れられる案を選んでいるのだから、決めたあとで、相手にその解決策を売り込む必要はないし、従順や同意を強制するための権力も必要ない。
ステップ1- 何についての対立か、問題点をはっきりさせる
ステップ2- いろいろな解決案を出してみる
ステップ3- 解決案(両者の欲求を満たす)をひとつひとつ評価する
ステップ4- いちばん良い解決策を決定する
ステップ5- 決定(いつ、何を、どうすべきか)を実行する
ステップ6- 解決策を実施した後に、結果を評価し必要ならば修正する
*この方法は、夫婦や政治問題や国際社会の対立でも同じに役立ちますね
*出所:「親業」大和書房より
父たちよ。
子どもをおこらせてはいけません。
彼らを気落ちさせないためです。
コロサイ書 3:21
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