日本の若者の特長は?
この調査の結果を見る限り、
私が大学で教え始めたころ(30年以上前)の若者の価値観
(必ずしも良い傾向ではない)と変わらないように思う。
日本の若者意識の現状
内閣府調査
~国際比較からみえてくるもの~
我が国と諸外国の若者の意識を比較することにより、
我が国の若者の意識の特徴及び問題等を把握し、
子供・若者の育成支援に関する施策の参考とするため、
平成30(2018)年度に
「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」を実施した。
今回の特集では、
この調査の結果から見えてくる日本の若者の意識を、
人生観関係・国家社会関係・職業関係・学校関係の4つの項目について、
諸外国の若者の意識と比較し、
日本の若者の意識の特徴等について紹介する。
調査の概要 |
調査の結果
日本の若者で、自分自身のイメージについて、
「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合は、
「自分の親から愛されている(大切にされている)と思う」の
79.0%が最も高かった。
次いで高かったのは、順に、「早く仕事をして稼ぎたい」の72.0%、
「自分には長所があると感じている」の62.3%であった。
「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合は、
「自分の親から愛されている(大切にされている)と思う」の
79.0%が最も高かった。
次いで高かったのは、順に、「早く仕事をして稼ぎたい」の72.0%、
「自分には長所があると感じている」の62.3%であった。
日本の若者は、諸外国の若者と比べて、
自分自身に満足していたり、
自分に長所があると感じていたりする者の割合が最も低く、
また、自分に長所があると感じている者の割合は
平成25年度の調査時より低下していた。
日本の若者は、諸外国の若者と比べて、
自分自身に満足していたり、
自分に長所があると感じていたりする者の割合が最も低く、
また、自分に長所があると感じている者の割合は
平成25年度の調査時より低下していた。
「子供や若者が対象となる政策や制度については
子供や若者の意見を聴くようにすべき」及び「社会をよりよくするため、
私は社会における問題の解決に関与したい」に「そう思う」
又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合は、
諸外国の若者と比べて最も低かった。(図表8)
日本の若者で、「ボランティア活動に興味がありますか」に
「ある」と答えた者の割合は33.3%であり、
調査対象国の若者と比べて最も低く、
「ない」と答えた者の割合は48.1%であり、
調査対象国の若者と比べて最も高かった。
「ボランティア活動に興味がありますか」に
「ボランティア活動に興味がありますか」に
「ない」と回答した日本の若者の割合は、
平成25年度の調査時よりも6.2ポイント高かった。(図表9)
国際社会の一員としての役割を果たしていくために必要な
「異文化理解力・対応力3」について、「十分に身に付けていると思う」
又は「ある程度身に付けていると思う」と回答した
日本の若者の割合は29.4%であり、
調査対象国の中では最も低かった。(図表11)
外国留学への意識についてみると、
日本の若者では、「将来外国留学をしたいと思いますか」との問いに
回答した者の割合が最も高かったのは
「外国留学をしたいと思わない」の53.2%であり、
外国留学を希望する者の割合は、
諸外国の若者と比べて最も低かった。(図表12)
日本の若者は、諸外国と比べて、
外国留学や外国居住を望む者の割合が低く、
国際社会の一員としての役割を果たしていくために必要な素養を
身に付けていると考えている者の割合も低かった。
日本の若者が「仕事を選ぶ際に重視すること」のうち、
選択した者の割合が最も高かったのは、「収入」の70.7%であり、
次いで高かったのは、順に、「仕事内容」の63.1%、「労働時間」の60.3%、
「職場の雰囲気」の51.1%であった。
また、平成25年度の調査時と比べて、選択した者の割合が多かった上位3項目は、「収入」、「仕事内容」、「労働時間」で変わりないが、「労働時間」を選択した者の割合は8.6ポイント高かった。また、「自分を生かすこと」、「自分の好きなことや趣味を生かせること」を選択した者の割合はそれぞれ9.9ポイントと4.0ポイント低かった。(図表16)
このように、日本の若者は、
平成25年度の調査時と比べて、
仕事を選ぶ際に自己実現につながるかどうかを重視する者の
割合が低下していた一方で、
労働時間など、私生活の豊かさに結び付く労働条件であるかどうか
を重視する者の割合は上昇していた。
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調査結果のポイント
- 日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自身を肯定的に捉えている者の割合が低い傾向にあるが、日本の若者の自己肯定感の低さには自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さが関わっている
- 日本の若者は、諸外国の若者と比べて、外国留学や外国居住を望む者の割合が低い傾向にある
- ボランティア活動の経験者や自分自身に満足している者の中には、外国留学を希望する者が多い傾向にある
あなたは、年が若いからといって、
だれにも軽く見られないようにしなさい。
むしろ、ことば、態度、愛、信仰、純潔において信者の模範となりなさい。
テモテ第Ⅰの手紙4:12
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