2011年11月13日日曜日

ライフデザイン:リタイアの生き方(7)


リタイア・ライフ:NPOや会社をつくる

「NPOは失敗でした」と、
Iさんは語りはじめました。
教会で社会貢献活動のNPO(特定非営利活動法人)をつくろうとしたのですが、お金が絡む活動を教会内で実現することは難しかったのです。
クリスチャンとして社会貢献する必要を感じていたIさんは、
その後さらに新しい提案をします。
それは・・・
社会貢献活動の実践者を講師として招く勉強会を、教会で毎月2回開催することでした。
2年半学んだ後にその効果が現れて、
教会関係の老人福祉施設に有能な施設長を送り込み、
資金援助の後援会も創設し、運営に拍車が掛かったとのことでした。
リタイア後のNPOづくりの失敗にめげず、
Iさんは個人でコンサルタント会社を創設しました。

彼はサラリーマン時代・・・
勤めていた会社内に、
いくつものベンチャー企業を立ち上げる経験をしてきました。
設立した会社は、その経験を生かし、ベンチャーの立ち上げを支援するものですが、利益はすぐには出ませんでした。
「長い目での支援が、
設立5年目より黒字をもたらし、今では少しは献金できるようになりました」と、Iさんは嬉しそうに語りました。





「リタイア後にセニア・サービスセンターを開設して12年になります」と、
Eさんは話しはじめました。

このNPO法人設立した理由は、第一に自営業で事業を展開してきた61歳、
息子さんにそれを譲った途端に大きな喪失感を感じたこと。
第二に、当時88歳の自分の母親が言うには「長生きをしすぎた」とか、知人の看護師から多くのお年寄りが「自分のような役立たずは早く死にたい」と言うのを聞いたこと、
また気付いてみると、引きこもりや家庭内暴力など様々な問題があり、
その根底には自分が生きている価値がないという「存在不安があることに気付いたことでした。

 Eさんは現役時代、13年間「電話相談ボランティア」をしていた体験が役だって、何人かの友人ができこのNPO法人設立できました。
これまで公的な支援も得られて順調に事業が展開してきましたが、
10年を越えてそろそろ新しい試みも必要かな」と語るEさんです。

二人の共通するところは、過去経験を生かすこと、
そしていくつになってもを持ち続けチャレンジする事を忘れないこと、
でした。



「わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。
あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。」
( ヨエル書 2:28 )

2011年11月8日火曜日

 ライフデザイン:一期一会 (3)


SanDiegoの旅で知りあったMichael一家
夕食に招待してくれました
夫のマイクさんは元エンジニア
日本との合弁事業で「東芝」東京本社で働いたことがあるそうです

今は牧師
将来の教会づくりをめざして、今は家庭で集会を持っています。
奥様も牧師夫人にぴったり
そして・・・3人のすてきな子供たち
数年後に また会いたい家族です。



その時、イエスに手を置いて祈っていただこうと、人々が小さい子供たちを連れて来ました。 
ところが、弟子たちは、「先生のおじゃまだ」としかりつけました。
しかし、イエスはそれをとどめて、「子供たちを自由に来させなさい。 
じゃまをしてはいけません。 
天国は、この子たちのような者の国なのですから」と言われました。
新約聖書 マタイ 19:13-14 

ラ イ フ デザイ ン:今ラジオがおもしろい

http://www.nhk.or.jp/r-asa/business.html

今、ラジオがおもしろい!
朝の番組では「ビジネス展望」
NHK第1の午前6:40〜50分
朝が苦手な方はパソコンで
今話題の経済・政治・文化などのテーマが 
特異なゲストによって 手短に語られます。

近では、「円高」について・・・
浜さんのトークは秀逸でした。
円高に関心ある方は 下記の書籍を読まれると良いでしょう



  ライフ デザイン:2012 年は?

2012年はどのような年になるのかしら?

この時期 毎年のように次の年を予測した本が出版され テレビでも放送されます。
差し当たり世の中がめざす動きは・・・
◎デフレ(インフレが長く続いたように反転したデフレも長く続く)
◎円高(1$=¥50をめざす)
◎平和(21世紀の基調は世界が平和をめざす/日本の貢献を期待)

・・・日本は大転換期・・・
これまでの考えややり方を大転換して
世界史に類のないこの状況を切り開くために
あなたにも
勇気と挑戦が 求められています
そのためには
まず
悔い改めが必要!
大地震と原発事故がそれを示しています
神様は日本を日本人を愛しています

2012年の心構えとは・・・
☆思わぬ大きな事(想定外の大事)が  次々に起こるでしょう
☆この困難を生き抜くには 自分の生き方 自分のあり方 自分の心を整えておく
★日々「聖書」に導きを求めつつ 歩んでいくことをお奨めします


ああ、なんと幸いなことでしょう、平和を作り出す人たち。
神様が、その人たちを神の子供と呼んでくださいます。
新約聖書 マタイ 5:9 

ラ イ フ デザイ ン:山中湖の紅葉を愛でる

今日「トーチベアラーズ山中湖」の運営委員会にいきました
http://www.torchbearers-yamanakako.org/japanese/
NPOにするための話し合いです
帰路、紅葉が美しいので 湖畔を散歩しました














2011年11月7日月曜日

ライフ デザイン:UPLIFTを見学する

SanDiegoで学んだ社会貢献活動

子供、高齢者やホームレス、元犯罪者にケア、保護と教育を提供することで、サンディエゴの都心部に住む人々の「生活の幸福と質の向上」を推進する
キリスト教信仰に基づいた組織です。
1987年に設立され、
サンディエゴ市のもついくつかの重要なプログラムに取り組んでいます。


活動の紹介
ハートのキッズ 低所得や人種的に多様な子どもたちのために個別指導、カウンセリングを提供
トリプルクロス 仕事の世界に再挑戦することを目指している人、元犯罪者ホームレスへの支援を提供
シニアパートナーズプラス 政府が補助金を支給する住宅に住んでいる低所得の高齢者に親睦とグループ活動を提供


http://www.upliftsandiego.org/kah.html
低所得や人種的に多様な子どもたちのために個別指導、カウンセリングを提供

Kids at Heart の集まり
事務局長のJulie WatsonさんとKids at Heartの責任者


UPLIFTを推進する委員会のメンバー
アメリカは、昔から
教会が社会の弱者救済のための様々な活動をしてきました。
近年、移民(特に子供たちの社会適応)や貧困やホームレスの問題が拡大し、
市当局もほっておけなくなりました。
そこで、これまでの活動に市が資金を提供し、NPOにすることによって
従来以上の活動ができるようになったそうです。
その点、日本は30年は遅れているのではないでしょうか?
これからは、日本でもNPOの活動がますます盛んになる事でしょう。

人からしてほしいと思うことを、そのとおり人にもしてあげなさい。
新約聖書 ルカ 6:31