2012年10月8日月曜日

ライフデザイン:日本の食を考える-4

岩塩(中近東からのお土産)

この夏の暑さはたいへんでした!
そこで大切な食品だったのが「塩」
スーパーの店頭には、たくさんの種類の「塩」があります。
果たして・・・
どの塩が良いのだろう?
この疑問から調べてみました。

岩塩や、海水を蒸発させて精製される食塩は、
マグネシウム、カリウム、カルシウムを含んでいる。
しかし現代の食塩はイオン交換法で精製されるものがほとんどであり、
ナトリウム以外のミネラルが非常に少ない。
そのため現代の食塩ではナトリウムのみに偏って過剰摂取することになってしまう。
またカリウムにはナトリウムを体外に排出する効果があるので、
それを含まない塩はなおさらナトリウムの過剰が問題になる。
上記の塩分の過剰摂取の問題も、
実際には塩というよりもナトリウムの過剰摂取の問題と言ったほうがよい。
(Wikipediaより転載)


塩の製法と種類

                 
一般的に家庭で使われる塩
イオン膜+立釜製造

平釜でつくられる天日塩



江戸時代からの秘伝塩づくりを現在に生かした”にがり”入りのほんのり甘い塩
天然塩(オーストラリア)+にがり
工程:溶解・立釜 混合


                     

中国製「ディナーエン」
中国江蘇州の塩田で1年がかりでつくられる自然結晶塩
カリウムやマグネシウムをバランス良く含み
塩分(ナトリウム)を30%も減塩できる健康に良い塩
驚くほど安価



広大な江蘇塩田区
         
                                -----我が家の結論------
             シーソルト(ミル付き)
            原産国:南アフリカ共和国
               原材料:海塩
               工程:天日 
昔ながらの製法で海の恵み(ミネラル類)が詰まっている健康塩
天日はばい菌やゴミが混入しやすい欠点があるが 熱処理をしているので安心
これが安価です




塩は、ききめのあるものです。
しかし、もし塩に塩けがなくなったら、何によって塩けを取り戻せましょう。
あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。
そして、互いに和合して暮らしなさい。 
マルコ 9:50 

ライフデザイン:日本の食を考える-3

読売新聞2012/10/7(日)朝刊より転載

やっぱり!
私も現役時代(サラリーマンの時)、遅く帰りました。
しかし課長になってから残業1.5時間をメンバーに徹底させ7時帰宅を実現させました。
コツは・・・
朝出勤時から全力スタート! 時間内に集中して働くことでした。

何十年と日本人サラリーマンは、良く働いています。
しかし・・・
そろそろ「夜7時(精々8時)帰宅のサラリーマン人生」にならないものかしら?
「ワーク・ライフ・バランス」
ワーク・ライフ・バランス work–life balance)とは、
仕事生活の調和」と訳され、
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、
家庭や地域生活などにおいても、
子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて
多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。
(Wikipediaより)

ということばは10年近く前に聞いたことがありますが
日本人には馴染みが薄い分野ですね。
適切な「ワーク・ライフ・バランス」に挑戦!

以前にも紹介した「OECDの豊かさ感調査・国際比較」





働く者が一生懸命に労苦して、何の役に立つというのか。
私(ソロモン王)は、神が人間にお与えになった労苦を見た。
神のなさることは、皆、時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠を思う思いを与えられた。
しかし、
人間は神のなさることを、その初めから終りまで見極めることができない。
私は知っている。
人は生きている間、幸福であり、善いことをする以上に良いことはないし、
また、食べたり飲んだりし、自分の仕事に満足を見いだすことも、神の贈物である。
伝道者の書 3:9〜13


2012年10月5日金曜日

ライフデザイン:日本の食を考える-2

富山の豊かな穀倉地帯

私たちが日常食べている野菜をはじめとする食品は、
思いの外
身近で栽培育成された国産品ではないでしょうか。
政府は「食糧自給40%」を大問題にしていますが、どこか変では?
そこで調べて見ると・・・


(例えば)日本とフランスと比較すると・・・
フランスは就業人口が日本の1/4なのに 一人当たりの生産金額が5倍
日本の小規模経営が際立つ
出所:世界食料機構 (FAO-Food and Agriculture Organization  of the United Nations)
2007 年農業関係国別品目 (Commodities by Country)統計より

日本農業の実力は大したものだ!

「豊かさの国際比較研究所」の研究報告
① 日本は「大の小」農業国であり、決して自給率 40%の農業小国ではない。
その位置は多分世界13 位~17 位程度だろう。 

② 政府の公式見解は悲観的に過ぎ、
予算獲得、外郭団体創りのためと疑われる余地がある。 

③ 江戸時代の各藩の実力を示した生産石高のように、
FAOは各国の生産重量能力をトンベースで明確に示すべきだ。 

④ 農林省は生産金額ベース、生産重量ベース、カロリーベースの 3 つにより、
全分野を対象にした整合性のある統計を発表すべきだ。 

⑤ 日本の農業の将来性については 芳裕氏 の次の言葉を引用してそれにかえたい。 

「国土が南北に長く多様な気候帯に属する日本は
 1 年を通じて様々な農産物を栽培できる農業に適した国だ。
高度な技術もあり高付加価値農業も盛んだ。
日本農業には成長優位性がある。」 



自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、
むなしいものを追い求める者は貧しさに飽きる。
箴言 28:19 

ライフデザイン:日本の食を考える-1

1929年のミシュランガイド

ミシュラン:MICHELINと言えば、タイヤ。
私は 最も安全(特に高速で)なのと長寿命だったので、昭和42年以来30年以上も愛用していました。
因みに、今の私の車は 近年品質世界No.1になったMade in Japan:BRIDGESTONEを履いていますが・・・

一方、ミシュランの名は レストランを星の数で評価したガイドブックが有名です。
本国フランスでは、1930年代からはじまったのですが、日本版は 2007年(平成19年)11月に2008年版としてはじめて発売されました。

その時から、東京はパリを抜いて“世界一の美食都市であることが証明されました
私自身が 三つ星店で食べていないので、評価については何も言えないのですが・・・
そして、最新版2012では、京都・大阪・神戸・奈良2012が出て、東京を抜いたとか。



日本版は日本版の獲得星数の多さについては、
総責任者ジャン=リュック・ナレ氏はレストラン数の多さに加え、
日本料理の料理人に数世代、数百年かけて伝えられた料理人固有の技術
伝統の継承性
専門性を高く評価する姿勢を示しており
「日本の料理人は、15年も20年も修業して伝統の技受け継ぐ熱意を持っている。
そんな国、欧州にはどこにも残っていない」
「世界一の美食の都は他を大きく引き離して東京だ。2番京都、パリは3番。
日本は食べるだけの目的で行く価値がある国だよ」と評している。
(Wikipediaより転載)



いずれ日本全国に調査が拡大すれば、フランスを抜くことは確実


いろいろ調べてみると・・・
 ★日本人が調理する食材は、約1400種類。
中国は、800種類。
フランスは、700種類とか。
これだけ食材が多ければ、料理も多様になるというもの。
食器の種類や数もバカにならない。
一般家庭の食器収納棚が一杯になるのは仕方がないか。

老舗旅館よろづや
ディスプレーのすばらしさも日本料理の特徴

★多様な食と共に特徴的なのは単品専門店の多さです。
寿司屋は典型。
焼き鳥・お豆腐・お好み焼き・ライスカレー・とんかつ・ラーメン・そば・・・
等々単一料理で商売が成り立つのですから 大したものです。
東京のレストランは16万軒。パリは1万5000軒。


老舗旅館よろづや
“器”のすばらしさも日本料理の特徴

★日本人の舌のすごさ
“うまみ”という味を知っているのは日本人だけとか。
欧米人は 味の分からない人がたくさんいるそうで
アメリカの調査では、味の分からない「味盲」が 25%。
イギリス人は 12%
日本人は 3
で世界で最も味覚が優れた民族と言われているそうです。
(渡辺善次郎氏講演より転載)

世界の箸(Wikipediaより転載)
日本の木製の箸(Wikipediaより転載)

★日本人は 弥生時代から木の箸を使っていた記録があるとか。
中国では 古くから金属製を使っていたらしい。
世界の約3割の人が箸で、
4割が手で、
残り3割がナイフ・フォーク・スプーンで
食事をしているとの統計があり、
これは、食物の違いや調理法に起因するとする見方があるそう。
最近では宇宙飛行士
宇宙での食事の際に食べ物をしっかりと持つことができるので活用されているとか。
(Wikipediaより転載)






★イギリスで生活する前は
日本の「食」は貧しい と正直思っていました。
ところが・・・
世界を旅してみて 日本は世界に稀な食の豊かな国だ と知りました。
何故かというと・・・

★ 食材が豊か
四季があるため季節によって様々な野菜やくだものができる 
世界から珍しい食材をいろいろ輸入し料理する

★種や実を品種改良しておいしいものを作る
おいしい米やくだものづくりに努力する
世界から種を輸入し 野菜の種を改良しておいしい食品をつくる
日本人の創意工夫・独創性はすばらしい!
世界にも貢献しています。


 もしあなたを憎む者が飢えているなら、
パンを食べさせ、
渇いているなら、
水を飲ませよ。
箴言 25:21

野菜を食べて愛し合うのは、
肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。
箴言 15:17 

あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、
幸福で、
しあわせであろう。
詩篇 128:2