2012年10月5日金曜日

ライフデザイン:日本の食を考える-1

1929年のミシュランガイド

ミシュラン:MICHELINと言えば、タイヤ。
私は 最も安全(特に高速で)なのと長寿命だったので、昭和42年以来30年以上も愛用していました。
因みに、今の私の車は 近年品質世界No.1になったMade in Japan:BRIDGESTONEを履いていますが・・・

一方、ミシュランの名は レストランを星の数で評価したガイドブックが有名です。
本国フランスでは、1930年代からはじまったのですが、日本版は 2007年(平成19年)11月に2008年版としてはじめて発売されました。

その時から、東京はパリを抜いて“世界一の美食都市であることが証明されました
私自身が 三つ星店で食べていないので、評価については何も言えないのですが・・・
そして、最新版2012では、京都・大阪・神戸・奈良2012が出て、東京を抜いたとか。



日本版は日本版の獲得星数の多さについては、
総責任者ジャン=リュック・ナレ氏はレストラン数の多さに加え、
日本料理の料理人に数世代、数百年かけて伝えられた料理人固有の技術
伝統の継承性
専門性を高く評価する姿勢を示しており
「日本の料理人は、15年も20年も修業して伝統の技受け継ぐ熱意を持っている。
そんな国、欧州にはどこにも残っていない」
「世界一の美食の都は他を大きく引き離して東京だ。2番京都、パリは3番。
日本は食べるだけの目的で行く価値がある国だよ」と評している。
(Wikipediaより転載)



いずれ日本全国に調査が拡大すれば、フランスを抜くことは確実


いろいろ調べてみると・・・
 ★日本人が調理する食材は、約1400種類。
中国は、800種類。
フランスは、700種類とか。
これだけ食材が多ければ、料理も多様になるというもの。
食器の種類や数もバカにならない。
一般家庭の食器収納棚が一杯になるのは仕方がないか。

老舗旅館よろづや
ディスプレーのすばらしさも日本料理の特徴

★多様な食と共に特徴的なのは単品専門店の多さです。
寿司屋は典型。
焼き鳥・お豆腐・お好み焼き・ライスカレー・とんかつ・ラーメン・そば・・・
等々単一料理で商売が成り立つのですから 大したものです。
東京のレストランは16万軒。パリは1万5000軒。


老舗旅館よろづや
“器”のすばらしさも日本料理の特徴

★日本人の舌のすごさ
“うまみ”という味を知っているのは日本人だけとか。
欧米人は 味の分からない人がたくさんいるそうで
アメリカの調査では、味の分からない「味盲」が 25%。
イギリス人は 12%
日本人は 3
で世界で最も味覚が優れた民族と言われているそうです。
(渡辺善次郎氏講演より転載)

世界の箸(Wikipediaより転載)
日本の木製の箸(Wikipediaより転載)

★日本人は 弥生時代から木の箸を使っていた記録があるとか。
中国では 古くから金属製を使っていたらしい。
世界の約3割の人が箸で、
4割が手で、
残り3割がナイフ・フォーク・スプーンで
食事をしているとの統計があり、
これは、食物の違いや調理法に起因するとする見方があるそう。
最近では宇宙飛行士
宇宙での食事の際に食べ物をしっかりと持つことができるので活用されているとか。
(Wikipediaより転載)






★イギリスで生活する前は
日本の「食」は貧しい と正直思っていました。
ところが・・・
世界を旅してみて 日本は世界に稀な食の豊かな国だ と知りました。
何故かというと・・・

★ 食材が豊か
四季があるため季節によって様々な野菜やくだものができる 
世界から珍しい食材をいろいろ輸入し料理する

★種や実を品種改良しておいしいものを作る
おいしい米やくだものづくりに努力する
世界から種を輸入し 野菜の種を改良しておいしい食品をつくる
日本人の創意工夫・独創性はすばらしい!
世界にも貢献しています。


 もしあなたを憎む者が飢えているなら、
パンを食べさせ、
渇いているなら、
水を飲ませよ。
箴言 25:21

野菜を食べて愛し合うのは、
肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。
箴言 15:17 

あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、
幸福で、
しあわせであろう。
詩篇 128:2 



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