2018年3月30日金曜日

ライフデザイン:toyota デザイン寸評


先日ある会合で
「最近のトヨタデザインはどう思うの?」という質問がありました。
ここで私の意見を記したいと思います。

1− 今のトヨタデザインは、総じて良いのではないか(甘いかな!?)
2− 目立てば良いのデザイン(個性を出せ!が空回り?)の段階ですが、
新しいトレンドを生み出そうと努力しているように感じます。
3− 無個性(大人しい)デザインは、これまで日本とタイでは好評でしたが、
アメリカやサウジアラビアでは不評
(広い大地では遠くからそれと分かる目立つデザインが必要)
4− その意味で・・・
現在はフロントグリルが大きいだけのデザインに留まっています。

 一方、フロントグリルが大きいことは、エンジンルームの冷却ためには
たいへんの良いことなのです。
水素で動くMIRAIは、
大量の冷却用の空気を必要とするので、
必然的にフロントグリルが大きくなりました。




ALPHARDの
大グリルはこの車の性格からいって合っていると思います。




5-今後は「日本オリジナルのハイカルチャーデザイン」を期待したいですね。




車種別寸評

新型プリウスのデザインが不評のようですが、
私は優れた先進的なデザインと評価しています。
しかし、間違っているのはマーケットに対するデザイン戦略です。
時代の先駆者プリウスとはいえ4代目ともなれば、カローラ並の大衆車です。
ということは…
車のあまり関心のない層が購入するので、
デザインは普通の(堅実な)デザインにしなければなりません。
新型のデザインは、買う層にとっては、
革新的すぎるあるいは目立ちすぎる訳です。




2− 現在、最良のデザイン=旬のデザインは、C-HRLEXUS 500hです。

C-HRは、線や面が複雑でダイナミックさが見事に表現されています。
知人のデザイナーが何人も褒めています。






LEXUS 500hは、時代に合ったプロポーションと高級な面質は凄い!
これらが今の時代に受けるポイントです。







今後のトレンドは・・・
一気に原点帰りして・・・
シンプルなデザインがより良く良く見えるようになるでしょう。


未来デザイン作例
奥山清行氏の近作





主はあなたをかしらとならせ、尾とはならせられないであろう。
あなたはただ栄えて衰えることはないであろう。
きょう、
わたしが命じるあなたの神、主の戒めに聞き従って、
これを守り行うならば、
あなたは必ずこのようになるであろう。
申命記28:13(口語訳)





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