2011年3月28日月曜日

 東日本大震災に思う:現場力

宇宙からインサルタットでみる
東北間等大震災は、たいへんな災害を日本にもたらしました。
しかも、福島第一原子力発電所の故障を招き、未だにその収束が見えません。
「Fukushima 50(http://ja.wikipedia.org/wiki/Fukushima_50)」とむしろ海外から賞賛されている原発の修復技術者たちは、自ら志願した年齢の高い定年前後の方々が多いと言われています。

日本人の強みは「現場力」だ、とラジオで初めてその言葉を知りました。
確かに、私の経験でも、メーカーに勤めていた時「設計者(デザイナー)は、現場を知らなければならない!」「ラインオフ(新商品が最初の完成車として製造ラインから出荷されること)の時まで、工場の製造ラインにへばりついて、車が設計通りに出来上がるかチェックを怠るな!」とよく言われたものです。このように手塩に掛けて商品が造られていくのだから、日本製品の品質は優れているのだ、と思います。

福島第1原発は、1号機がアメリカ製、2号機は日米合作、3号機以降は日本メーカー製。これまで日本人がこの原発を管理運営してきたので、充分「現場力」が、発揮できるのではないでしょうか。
修復には困難が山積みですが、一歩一歩解決され、必ずや収束することを信じています。

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