2016年4月16日土曜日

ライフデザイン:ストレスとつき合う


リック・ウォーレン牧師
(オバマ大統領の就任式でお祈りをした牧師)
の著書から
学びましょう!




ーーーテーマーーー
★☆ストレス★☆

人生に“ストレス”はつきものです。
それは避けて通れないものの一つですが・・・
リタイア生活の私に“ストレス”は無いように思えます。
以前、仕事をしていた時よりも、ですが。
しかし、そうでもなさそうです!

怠けていれば“ストレス”が無いかというと、そうではありません。
適度な緊張感こそが人生を成功させるのだ、と思います。
ですから・・・
嵐であろうと、凪の中であろうと
平安な人生を歩むコツを聖書から学びましょう。

イエス・キリストは、
どのようなプレッシャーの中にあっても
まさに健全なストレス管理の原則に基づいて
生活しておられたのです。。。





ストレス管理の原則

第1原則:自己認識
・・・自分が何者なのか知る・・・

人生は様々な変化の連続です。
その変化のどこにも「孤独」は付いて回ります。
新しい体験の時は 特にそうです。
「孤独」は 人生で避けることができない感情の一つです。
人生の最期を迎える時はどうだろうと・・・
私も考えてしまいます。

イエス様はご自分のことをよく知っておられました。
イエスはまた彼らに語って言われた。
「わたしは、世の光です。
わたしに従う者は、
決してやみの中を歩むことがなく、
いのちの光を持つのです。」
ヨハネ 8:12 



第2原則:献身
・・・誰を喜ばせようとしているか知る・・・

人は 
すべての人を喜ばせることはできません。
自分が誰を喜ばせようとしているか分からないと・・・
誰かからの「批判」、誰かとの「競争」、誰かと起こる「衝突」
を気にすることになります。

聖書によれば
神でさえ、すべての人を喜ばせようとはしません。
主イエスは、
喜ばせようとはなさる相手を決めておられました
それは「父なる神」でした。

ただ神を喜ばせようとすれば
神が喜ぶことをすれば
余計は人間的な心配はなくなります。
自分の考えでなく
人にどう思われるかという事でなく
いつも正しいことを行っていれば良いからです。
私たちは
ストレスの原因を他人のせいにしてしまいがちですが・・・
実際は自分の「選択」の問題でしょう。
自分にプレッシャーを与える選択をしているのは
あなた?では


 神を第一とし、
神が望まれるとおりの生活をしなさい。 
そうすれば、
必要なものは、神が与えてくださいます。
マタイ 6:33



第3原則:整理
・・・何を成しとげたいのか知る・・・

自分が何を成し遂げたいか、知っていることは大切です。
知っていれば、他人の意見に動かされることはありません。
今日一日、一生懸命働いて「何を成し得た」か
疑問を持つようでは空しいでしょう。

落ち着いて仕事をするには、準備が必要です。
事前の整理があれば、ストレスは半減するでしょう!
成すべきこと=目標 が明確あれば
人生はズーとシンプルになります。


「わたしはありのままを言っているのです。
 うそでも、でたらめでもありません。 
自分がどこから来てどこへ行くか、
よくわかっています。
ヨハネ 8:14 



第4原則:集中
・・・一時に一つのことに集中する・・・

一番大切なことを成すためには
一つのことに集中することが大切です。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。
努力を分散させると効果が薄れます。
光を集中させると、火を起こすことができるのと同じです。

与えられた目的に集中すれば
他人からストレスを受けることは無くなるでしょう!


 翌朝早く、イエスはただ一人、
人気のない寂しい所へ行かれました。
 人々はあちこち捜し回り、やっとのことでイエスを見つけ出すと、
もうどこへも行かないで、ずっとここにいてくださいと、しきりに頼みました。
ところがイエスは、お答えになりました。 
「ほかの町々にも、神のすばらしい知らせを伝えなければならないのです。
 そのために、わたしは来たのですから。」
ルカ 4:42〜43


イライラのしてストレスが溜まるのは
「全てが自分に掛かっている」「自分が引き受けなければ」
という思いに、捕らわれるからではないでしょうか?

他の人に任せられないのは・・・
第1に「完璧主義」
この仕事をうまく仕上げられるのは自分だけだ
という思い上がりは無いでしょうか?
第2は「不安」
他人が自分より仕事をうまく仕上げてしまのではないか
という不安がないでしょうか?

任せた人が失敗しても恐れずに、任せましょう。
その人の成長の糧にすることになります。


イエスは山に登り
ご自身のお望みになる者たち(弟子たち)を呼び寄せられたので、
彼らはみもとに来た。
マルコ 3:13 




第5原則:黙想
・・・個人的に祈る習慣を身につける・・・

特に朝、心を静め「祈り=黙想」の時を持つ事は
一日の準備に最良の方法です。

神さまとの二人で過ごす静かな時間は
人生のストレスを和らげる「減圧弁」の役割をします。
自分のスケジュールを振り返り
優先順位を評価し
神の指示と導きを待ち望むのです。


イエスは、
朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、
そこで祈っておられた。
マルコ 1:35




第6原則:休養
・・・休養を取って人生を楽しむ・・・

イエスがストレスにうまく対処できたのは
「休み時を心得ておられた」からでしょう。
また
人生を楽しんでおられたからです。
神さまは
私たちにすべての物を豊に与えて下さる方です。
働きと休息のバランスが大切ですね。


使徒たちは、イエスのもとに集まって来て、
自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。
そこでイエスは彼らに、
「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい」と言われた。
人々の出入りが多くて、ゆっくり食事する時間さえなかったからである。
そこで彼らは、舟に乗って、自分たちだけで寂しい所へ行った。
マルコ 6:30〜32





第7原則:転換
・・・ストレスをキリストに委ねる・・・

実は、これが一番大切なことかも知れません。

新約聖書の1ペテロ 5:7に次の様なことばがあります
あなたがたの思い煩いを、
いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことを心配してくださるからです。

また
マタイ 11:28〜30 では
 「疲れている人や重荷を負っている人は、
だれでも、
わたし(イエスキリスト)の所に来なさい。
わたしは、あなたがたを休ませてあげよう。
わたしと一緒にくびきを負いなさい。
わたしのくびきは決して苦しいものではありません。
わたしの柔和と謙遜を、わたしから学ぶことです。
そうすれば、あなたがたの魂に、安らぎが与えられます。
わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いのです。」

聖書によれば・・・
人間は神さまによって創られました。
ですから
創られた方に従うとき、私たちは自由になれます。
ストレスから解放されるのです。

人生の「転換」
それはイエスキリストに人生を委ねるときにやってきます!






わたしは、あなたがたに平安を残します。
わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。
わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。
あなたがたは心を騒がしてはなりません。
恐れてはなりません。
ヨハネ 14:27 

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