2021年5月30日日曜日

 ライフデザイン:迷走生活を愉しむ


コロナ禍でも

朗らかにゆったり自由に生きるために

迷走生活 
を実践しよう!



迷走生活とは?

迷走神経活性化
些事にとらわれず
朗らかにゆったり自由に生活すること。


現代人は

さまざまな社会的・人間的なストレス環境に置かれています。

しかもこれは一過 性とはいかず、むしろ恒常的です。

このような逃げられない慢性的なストレス反応が

免疫シス テ厶をたえずいためつけてしまうのです。

免疫システ厶の抑制は

病に対する警戒網を弱めます。

病気になりたくなければ

できるだけストレスホルモンの上昇を避け、

交感神経系を刺激しないよぅにするのがよいのです。


交感神経系がアクセルなら

ブレーキにあたるものが身体にはちゃんと備わっていて、

それが 迷走神経に代表される副交感神経系です。


迷走神経は身体の中心を貫いているにもかかわらず

ふだん私たちはその存在を意識することはほとんどありません。

迷走神経の神経線維は

脳の奥底にある延髄から出発し

首をおりて枝分かれしています。

《出典:迷走生活の方法・福岡伸一著》








迷走神経とは?
迷走神経
英語ではVagus nerve (Vagusはラテン語で漠然としたとか放浪の意味)


迷走神経は
複雑な神経経路を形成してさまざまな末梢器官に広く分布しており
その様態が「迷走」という名前の由来となっています。
迷走神経は
脳から末梢器官へ情報伝達する下行性の神経と
末梢器官から脳へ伝達する上行性の神経に大別されます。

下行性の神経は
身体活動を鎮静化する方向に働く副交感神経によって主に構成され
脳からの情報伝達によりこの神経が活性化されると
血圧が低下したり
消化管運動が促進されたりします。

また
空腹状態や炎症といった各器官で知覚される情報は
上行性の迷走神経を介して脳に伝達されます。
近年、
迷走神経はメンタルヘルスとの密接な関係性が明らかにされており
迷走神経の活動を整えることで
精神疾患症状が改善されることが示されています。
《出典:ヤクルト研究所







それでは
幸せを感じつつ
ゆったりした自由な生き方を獲得するには 
どうしたら良いでしょうか?



まずは
①自律神経を整えること
つまり
交感神経
と副交感神経
のバランスをとること


自律神経には 交感神経と副交感神経
があり そのバランス良ければ健康なのです




自律神経がバランス良ければ免疫力が向上
《出典:整体House健康堂




副交感神経は
二つの“迷走神経”に分かれます
背側迷走神経複合体
腹側迷走神経複合体
です

《出典:エキサイト》



人とつながりを持つ時には、表情や声を使うので、
自然に表情や発声を司る神経が活性化します。
これは腹側迷走神経(お腹側の副交感神経)と呼ばれており、
人とのつながりを促すことでリラックスした状態をもたらします。

人とつながることによって解決ができず、
闘うか逃げるかの興奮状態(交感神経モード)が長く続くと、
今度は背側迷走神経(背中側の副交感神経)が優位な状態になります。
背側迷走神経は睡眠や身体の回復に関わる神経で、
普段は省エネモードで心と身体のエネルギー回復を促すのですが、
これが過剰になると感覚が麻痺し、無感覚・無感情の状態になります。






《出典:ニューヨークスタイルヨガ




《出典:ボディメイクメンテナンス》





②迷走神経を活性化する

迷走神経活性化のための12の心得


1)瞑想:ディボーション
*心を神に向けて「神との交わり」を体験する
*聖書や信仰書を通読する
自分のたましい、心の状態を神の前に曝け出し、思い巡らす
*家族や友人や知人などを覚えて執り成しの祈りを捧げる
*国際ナビゲーターでは 聖句を暗誦することを勧めています



2)“大丈夫” 人生を味わう
*イエス・キリストを師として友として 人生を共に歩む
*いつも神(イエス・キリスト)と共にあることを確信して生きる
*問題があるときに 神にその問題の解決を問い そして委ねる
*聖書や信仰書を通読し、心に残る思いを生きる糧にする
*聖書にある神様の力強いことばを信じて生きる
*自己中心や自己実現の生き方より他者を助け思いやる生き方を
*感謝と喜びの日々を歩む

 恐れるな
わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
わたしの義の右の手で、あなたを守る。
《イザヤ書41:10 

 彼らの顔を恐れるな
わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。
──のことば。エレミヤ書1:8

 わたし(イエス・キリスト)はあなたがたに平安を残します。
わたしの平安を与えます。
わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。
あなたがたは心を騒がせてはなりません。
ひるんではなりません。
ヨハネの福音書14:27 

兄弟たち、喜びなさい。完全になりなさい。慰めを受けなさい。
思いを一つにしなさい。
平和を保ちなさい。
そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。
《コリント人への手紙第二13:11 



3)規則正しい生活を心がける
*早寝早起きを習慣に
*朝一番で水を500ml飲み内臓をきれいにする
*1日5000步散歩を習慣にする
運動やストレッチなどを取り入れる
陽の光を浴びる
*午前中に大切な事をする
人間の体調は常に一定でないので気にしすぎないこと
生活リズムを整えることは、
省エネモードによって心と身体のエネルギーが回復することを助け
背側迷走神経の活動を適度な状態にしてくれる
*一日に3回は庭に出て自然にふれる
*ガーデニングはこころの癒し

私たちが命じたように、
落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、
自分の手で働くことを名誉としなさい。
《テサロニケ一人への手紙第一4:11



3)深呼吸
胸式呼吸は腹側迷走神経を鍛える呼吸法で
生活リズムを整えることにも効果がある
息を吸うときに胸を膨らませ、吐く時に胸をへこませる
胸のあたりに大きな風 船があることをイメージして行うのがポイント
5つゆっくり鼻から吸い、7つ息を止め、8つでゆっくり吐く。
この呼吸を5回する



4)好きなことをする
「これが良さそう」「これならできるかな」と
自然に思えるものから選ぶのが良い
少し余裕が出てきたら、
興味や関心、心が惹かれるものを選んでみよう
*立ち止まって、あらためて自分がしたかった事を考えてみよう
*私の場合は SF映画・スリラー映画
(若い時は海外の探偵小説の名作は殆どは読んだ)
*コーヒーブレイクも良いですね





5)ボーっとする

*心にも体にもそして脳にも何もしない時間は必要です
インプットした情報を脳が整理するのは
ぼんやりしている時だと言われています。
ボーっとした後は頭の中が整理され
頭も気持ちもスッキリするものです。
*何もしないことで
効率やひらめき力もアップする効果もあります
まずは、目を閉じてゆったり過ごしてみましょう
この時、情報を遮断するのがコツです
スマホやテレビを消しましょう
小さな音でゆったりできる音楽を流したり
好きな香りを嗅いだり
部屋の明かりを少し暗くするのもいいでしょう
無理に何かを考えたり、考えないようにするのではなく
脳が感じるままに過ごすイメージです。
「今日は暑いなぁ。」とか「風が心地いいなぁ。」
「遠くで鳥が鳴いているなぁ。」などということを
ぼんやり感じてみましょう。
季節がいい時は窓を開けるのもいいですね。
《出典:西川病院 西川祐一院長 のblogから





6)新しいことに挑戦する

    迷走神経の活性化で、落ち着くがエネルギーが溜まってくる、
そこで、新しい事に挑戦して、こんどは交感神経を活性化させよう
*自分にとって、いま何が大切なのか考えて挑戦する
*例えば・・・聖書を全巻通読しようとか、絵を描いてみようとか、
俳句を学んでみようとか、読書を一ヵ月で何冊読むとか
*趣味の領域でも、子どもの時に興味があった事に再度挑戦しようとか


7)免疫力をあげる

*免疫力を高めるには、腸内環境を整えるのが大切です。
腸内環境を整えるためには、
ヨーグルト、チーズ、味噌、納豆、キムチなどの
発酵食品がいいと言われています。
*体温をあげるために、
風呂に入ることや身体を温める食品を取ることも大切
*身体を動かす運動やストレッチを適度に
*笑顔を絶やさない




8)人との適切な距離感を

*他人との間に適切な距離感をもつことは 
無益なトラブルを避けル知恵
その上 心の安定に役立ち、人生を豊かにする
*気の合う人と集まるだけでも健康になる
*良い人間関係には オキシトシンという「幸せホルモン」が分泌される


  9)ポジティブな態度を習慣化する

 “ハーバード大学75年の追跡調査

「人間の幸福と健康」を高めるたった1つの方法”によれば


   *人間の幸福度は「年収、学歴、職業」では決まらない

明るくハッピーな友人がいると幸福度が上がる
見栄や世間体を重視した付き合いはムダでしかない
*「何事もポジティブシンキング」は間違っている
*「ネガティブを自覚すること」から始める
状態を客観的に認識して、意識をそらす
*「ポジティブな態度」を習慣化しよう
笑顔が大切
*笑顔をつくると脳が「楽しい」「嬉しい」という錯覚を起こす



                              10)感謝する

*感謝することは人間関係において大切な事と知りながら・・・
これはなかなか難しい事です
*神に感謝し人に感謝する
*足りないことやモノを手に入れることではなく
自分が既に与えられている事を感謝する

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について感謝しなさい。
《テサロニケ一人への手紙第一5:16~18》


何も思い煩わないで、
あらゆる場合に、
感謝をもってささげる祈りと願いによって、
あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
《ピリピ人への手紙4:6~7》




 11)ストレスをコントロールする

「ホッとできること」「スッキリすること」「楽しめること」など
できるだけ具体的に書いてみましょう。
外で行うこと、家の中で出来ること、誰かと一緒に行うこと、
一人でできること…
など幅広い内容を書き込んでおいた方が便利です。
リストを作るときには、
「できるだけ具体的に書くこと」「幅広い内容を盛り込むこと」
がコツです。

ストレスはコップとそこに注ぎこまれる水にたとえられます。
コップはストレスに耐える力(ストレス耐性)
コップに注がれる水はストレスの量を表します。
毎日の生活の中で
まったくストレスを抱えていない人はいません。
コップの中にはもともと水が入っているのです。
そこに大きな環境の変化や嫌なことが起きると
コップの中にさらに水が注ぎこまれる状態になります。

コップの大きさやもともとの水の量、
注ぎ込まれる水の量は人によって違いますが、
どんどん水が注ぎ込まれると
いずれはコップからあふれてしまうように、
不安な気持ちやイライラ、
落ちこみなどの感情があふれ出してしまうのです。

「ストレス」という言葉で表すことが多いですが、
実は「ストレッサー」と「ストレス反応」に分けられます。
原因である環境や状況、
出来事など(コップに注ぎこまれる水)を
「ストレッサー」と呼び、
心や体、
行動の変化のこと(コップから水があふれてしまった状態)を
「ストレス反応」と呼びます。

 《西川病院 西川祐一院長 のblogから


 12) 人を誉めることは自分を誉めること

*褒め言葉は、他人を勇気づけ、自分の身を守ることにもなる
*怒っても、二次被害が起こるだけ

わたし(神)の目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
だから、わたしは人をあなたの代わりにし、
国民をあなたのいのちの代わりにする
《イザヤ書43:4》










参考図書








私が伝えたいことは、こうです。
わずかだけ蒔く者はわずかだけ刈り入れ、
豊かに蒔く者は豊かに刈り入れます。
《コリント人への手紙第二 9:6》







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