2010年11月16日火曜日

ライフデザイン:ありのままに生きる





ロンドン郊外コッツウォ−ルズにて

最近、私が気になる言葉に「ありのままに生きる」ということがあります。
自分の状況や周りの環境を、すべて「そのまま」受け入れる。
例え自分が、病に伏せっていたり 極端な困難の中にあってもです。そう思うと、私にはとてもできそうにない、と思ってしまいます。

人は「自分のことが一番分からないのだ」といわれますが、ましてや「ありのままの自分」は分かるのでしょうか? 私が「ありのままで・・・」と思いはじめたのは、もう8年くらい前です。妻に言われたのがきっかけですが、初めはわがままや怒りなど、子供の頃の自分が現れてきたようでした。

退職後に、ありのままの自分(天性:本質の自分つまり神さまから与えられた自分)を発見しようとすべてのことを止めたら、鬱になりました。でも、そのお陰(?)で、これからやるべきことを発見できました。このような経緯で、今はずいぶん「ありのままの自分」で歩めるようになったと思っています。

思うに・・・自分の天性に根ざし、高い品性を目指して生きることが、良い人生を達成するコツではないでしょうか? その目標とすべき品性について Jim White氏(国際ナビゲーター・スタッフ)が、その著書「キリストに似た者になる」の中で、 次の3点を挙げています。 
①透明であること~隠し立てのないこと。正直・誠実であるので人の目を恐れない。喜びと安定した生活が与えられる。
②謙遜であること~どのような状況にも反抗せず、他人の不当な扱いにも報復しない生き方。
③愛の人であること~自分を第1に考えるのではなく、常に他人を優先して生きる生き方。行動を伴って。

大切なことは、完璧な人になることではなく(なれるものではありませんが)、ありのままで(他人との比較ではなく)、上記の目標を繰り返しいつも思い描いて生きる、そして 日々の生活の中で それを実践していくことだ!と信じている自分です。

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