2013年8月1日木曜日

ライフデザイン:秀吉とソロモンの人生


二人は 人生の成功者です!
何しろ 天下を治めたのですから。
しかし
その人生の成功に比較し 「死」を迎えたときの心境は・・・
ただただ、空しいものでした。
しかし
結論として・・・決定的な違いがあったのです。
それは?
      


・・・生前の華々しい活躍と
     死を迎えた時のふたりの心境・・・


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豊臣秀吉の生涯

天下人と呼ばれ、あらゆるものを手に入れた秀吉だったが・・・
  
 秀吉の辞世の句
      露と落ち、露と消えにし我が身かな。
 難波のことも夢のまた夢。


さまざまな戦い勝利
大阪城築城
たくさんの妻と側室を持った


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 ソロモンの生涯

地上最高の王と呼ばれ、あらゆるものを手に入れたソロモンだったが・・・

  エルサレムでの、ダビデの子、伝道者のことば。 
空の空。伝道者は言う。
  空の空。

すべては空。

  伝道者の書 1:1-2 より


伝道者である私は、エルサレムでイスラエルのであった。
私は、天の下で行われるいっさいの事について、
知恵を用いて、一心に尋ね、探り出そうとした。
これは、人の子らが労苦するようにと神が与えたつらい仕事だ。
私は、日の下で行われたすべてのわざを見たがなんと、すべてがむなしいことよ。
風を追うようなものだ。
伝道者の書 12-14より


想像画です
神殿建設 (動画は下記のサイトから)

父ダビデが獲得した領土をさらに拡張


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棚沢英樹氏 (元トーチベアラーズ山中湖ディレクター) 
のメッセージを紹介します
(図の制作は私)
すべて聖書の言葉を羅列します


ソロモン王の紹介
彼のことを記録した 聖書の箇所をご紹介します。


1列王記  10:23-25
    ソロモン王は、富と知恵とにおいて、地上のどの王よりもまさっていた。
  全世界の者は、神が彼の心に授けられた知恵を聞こうとして、ソロモンに謁見を求めた。
    彼らはおのおの贈り物として、
銀の器、金の器、衣服、武器、バルサム油、馬、騾馬などを、
毎年きまって携えて来た。
1列王記  10:23-25


シバの女王の謁見
  ときに、シェバの女王が、
【主】の名に関連してソロモン名声を伝え聞き、
難問をもって彼をためそうとして、やって来た。
  彼女は、非常に大ぜいの有力者たちを率い、
らくだにバルサム 油と、非常に多くの金および宝石を載せて、
エルサレムにやって来た。

彼女はソロモンのところに来ると、
心にあったすべてのことを彼に質問した。
  ソロモンは、
彼女のすべての質問を説き明かした。
王がわからなくて、彼女に説き明かせなかったことは何一つなかった。
   シェバの女王は、
ソロモンのすべての知恵と、彼が建てた宮
  殿と、その食卓の料理、列席の家来たち従者たちが仕えている 態度とその服装、
彼の献酌官たち、および、彼が【主】の宮でささげた全焼のいけにえを見て、
息も止まるばかりであった。
 1列王記  10:1- 5


ソロモンの優れた知恵
女がふたり、
一人の子どもが自分の子だと争って訴え出た。
ソロモンは、その子を半分にして分けなさい!と命令。
「一人の女がそれはしないで」と言ったので、
ソロモンはその女に子を与えた。


晩年
ソロモンは堕落し、神からの叱責をかいました。


    "偶像を崇拝するソロモン"
     セバスティアン・ブルドン作

【主】はソロモンに怒りを発せられた。
それは彼の心がイスラエルの神、【主】から移り変わったからである。
主は二度も彼に現れ、このことについて、
ほかの神々に従って行ってはならないと命じておられたのに、
彼は【主】の命令を守らなかったからである。

それゆえ、【主】はソロモンに仰せられた。
「あなたがこのようにふるまい、
わたしが命じたわたしの契約とおきてとを守らなかったので、
わたしは王国をあなたから必ず引き裂いて、あなたの家来に与える。
しかし、
あなたの父ダビデに免じて、あなたの存命中はそうしないが、
あなたの子の手からそれを引き裂こう。」
1列王記  11: 9-12 より

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ソロモン王の虚しさの要因

人生は短く限りがある


  伝道者の書 2:18-21
私は、日の下で骨折ったいっさいの労苦を憎んだ。
後継者のために残さなければならないからである。
 後継者が知恵ある者か愚か者か、だれにわかろう。
しかも、私が日の下で骨折り、知恵を使ってしたすべての
 労苦を、その者が支配するようになるのだ。これもまた、むなしい。
  私は日の下で骨折ったいっさいの労苦を思い返して絶望した。
 どんなに人が知恵と知識と才能をもって労苦しても、
何の労苦もしなかった者に、自分の分け前を譲らなければならない。
これもまた、むなしく、非常に悪いことだ。


  伝道者の書 3:11  
   神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
 しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。


  伝道者の書 1:1-10
  エルサレムでの王、ダビデの子、伝道者のことば。 
空の空。
伝道者は言う。空の空。すべては空。
 日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。
  一つの時代は去り、次の時代が来る。
しかし地はいつまでも変わらない。
日は上り、日は沈み、またもとの上る所に帰って行く。
風は南に吹き、巡って北に吹く。巡り巡って風は吹く。
しかし、その巡る道に風は帰る。
 川はみな海に流れ込むが、海は満ちることがない。
川は流れ込む所に、また流れる。
  すべての事はものうい。人は語ることさえできない。
 目は見て飽きることもなく、耳は聞いて満ち足りることもない。
 昔あったものは、これからもあり、昔起こったことは、これからも起こる。
日の下には新しいものは一つもない。
  「これを見よ。これは新しい」と言われるものがあっても、
それは、私たちよりはるか先の時代に、すでにあったものだ。



人生は矛盾に満ち不条理である


  伝道者の書  4:8 
  ひとりぼっちで、仲間もなく、子も兄弟もない人がいる。
れでも彼のいっさいの労苦には終わりがなく、
  彼の目は富を求めて飽き足りることがない。
    そして、「私はだれのために労苦し、楽しみもなくて自分を犠牲にしているのか」とも言わない。
これもまた、むなしく、つらい仕事だ。

  伝道者の書  8:14
 しかし、むなしいことが地上で行われている。
悪者の行いに対する報いを正しい人がその身に受け、
正しい人の行いに対する報いを悪者がその身に受けることがある
これもまた、むなしい、と私は言いたい。


. 死の突然、不意の到来


  伝道者の書  9:2-3
  すべての事はすべての人に同じように起こる。
同じ結末が、
正しい人にも、悪者にも、善人にも、きよい人にも、
汚れた人にも、いけにえをささげる人にも、いけにえをささげない人にも来る。
善人にも、罪人にも同様である。
誓う者にも、誓うのを恐れる者にも同様である。
  同じ結末がすべての人に来るということ、
これは日の下で行われるすべての事のうちで最も悪い。
だから、
 人の子らの心は悪に満ち、生きている間、その心には狂気が満ち、
それから後、死人のところに行く。

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・・・に対する、神のソロモンヘの言葉

1. 生命・人生は 神からの賜物


  伝道者の書  5:18-20
  見よ。
私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、
日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、
食べたり飲んだりすることだ。
これが人の受ける分なのだ。
 実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、
自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。
これこそが神の賜物である。
  こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。
神が彼の心を喜びで満たされるからだ。   


創世記  1:26-28
  神は仰せられた。
「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。
彼らが、
海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」
  神は人をご自身のかたちとして創造された。
神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
 神は彼らを祝福された。
神は彼らに仰せられた。
「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。
海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」


  創世記 2:7 
 神である【主】は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。
 そこで人は生きものとなった。
  

  詩編 127:3
  見よ。子どもたちは【主】の賜物、胎の実は報酬である。



2. 神を知っている + 信じている + 魂の救い


  伝道者の書  7:2
  祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。
そこには、すべての人の終わりがあり、
生きている者が  それを心に留めるようになるからだ。


  マルコの福音書  8:3637
  人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。
  自分のいのちを買い戻すために、
人はいったい何を差し出すことができるでしょう。



3. 苦労も含めて人生を楽しむ


  伝道者の書  5:18-20  
  見よ。
私がよいと見たこと、好ましいことは、
神がその人に許されるいのちの日数の間、
日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、
食べたり飲んだりすることだ。
これが人の受ける分なのだ。
  実に神はすべての人間に富と財宝を与え、
これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、
自分の労苦を喜ぶようにされた。
これこそが神の賜物である。
 こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。
神が彼の心を喜びで満たされるからだ。
   

  cf:マタイによる福音書  6:31-32 
   そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、
などと言って心配するのはやめなさい。
 こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
    しかし、
あなたがたの天の父は、
それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。 


 cf:ピリピ  4:11-13
  乏しいからこう言うのではありません。
私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。
また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、
あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
  私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。



4. 審判の日の存在


  伝道者の書  11:9
 若い男よ。若いうちに楽しめ。若い日にあなたの心を喜ばせよ。
あなたの心のおもむくまま、あなたの目の望むままに歩め。
しかし、
これらすべての事において、あなたは神のさばきを受けることを知っておけ。  

 
  伝道者の書  1214  
  神は、善であれ悪であれ、
すべての隠れたことについて、
すべてのわざをさばかれるからだ。

  Cf:ヘブル  9:27
 人間には、
一度死ぬことと
死後にさばきを受けることが
定まっているように、



        *結論* 

秀吉には1-4を説く神が不在だった。
ソロモンは、結局、悔い改め、神により頼むことによって
天国への道を歩んだ!


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