2011年1月16日日曜日

ライフ デザイン:夫婦のコミュニケーション


12月22日は、「いい夫婦の日」でした。
インターネットのアンケートによりますと・・・

●夫婦円満の秘訣ベスト3は・・・
 1−よく話しをする(相手の話すことをよく聞く)
 2−信頼する(互いに信頼されるように行動する)
 3−言葉にして感謝する(特に大切な言葉は・・・ありがとう、愛している、大丈夫)
●結婚の関係の本には、「コミュニケーションが大切だ」という項目が常に上位を占めています。結婚カウンセラーによれば、結婚生活の問題上位二つは、コミュニケーションと家計だと言います。35年の私たちの結婚生活の経験もそう言えます。

●夫婦のコミュニケーションを、結婚生活の段階から3つに分けることができます。
1)第一期(結婚当初)
新鮮な恋愛感情があって、コミュニケーションはうまくいっており、問題がないように思えます。しかし、お互いを真に理解するには、理解し合おうと取り組む時間と忍耐が必要です。私たちの場合、ふたりの意見が違うと、夜遅くまで徹底的に話し合いました。
この段階で大切なのは、結婚の幸福をふたりでつくり出していこう!とする意欲です。そして、正直で率直な心とそれを成し遂げようとする勇気が必要ですが、私はそれが苦手で苦労しました。

2)第二期(あるいは子育て期)
この時期のふたりは、子育てという共通の目標ができてコミュニケーションの機会は増える場合と、忙しさにかまけて減る場合があります。私の場合は、前者でした。一方、意見の違いはますます多くなり、ぶつかることも増します。子供がいない場合でも、結婚して10年も経つと、お互いの違いが如何に大きいかを知り、愕然とするのです。それはそれぞれが育った生活環境の違いや価値観の違いから起こります。これは深刻です。ですから、いろいろな方針を決めるときは良く話し合って、創造的な合意点を見出していくことが肝要です。これはたいへんなことですが、結構楽しいことでもあります。

3)第三期(あるいは退職後)
夫が仕事をリタイヤした場合、夫婦のコミュニケーションは新たな段階を迎えます。長年の夫婦生活で互いの理解は充分かというと、意外や!この時期が一番危ういのです。お互い理解し合っていたと思っていても、真に理解しあっている夫婦はまれだからです。
子育て期に、夫が仕事ばかりで家庭を顧みなかった場合は、悲劇がやってきます。夫の自己中心的な生き方のしっぺ返しが来るからです。ともあれ、退職してから改めて夫婦のコミュニケーションに取り組むことになります。男性は特に、自分の感情や意志を表現することの下手さを実感することになり、遅ればせながら・・・プライドを捨てる勇気が求められるのです。今の私は、日々謙遜を学んでいます。



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