2011年8月1日月曜日

  ライフ デザイン:リタイアの生き方(3)

リタイア生活ビフォー・アフターキーワードは「一新」す。

   リタイアはこれまでの生き方とは別の希望の世界への旅立ちです。
        ところが、「高齢者幸福度調査」によれば・・・
    アメリカ人は35歳頃から死を迎えるまで幸福感が高まっていく
       のに対し、日本人は60歳まで年々低くなり、
             それ以降は低迷します。
  このような日本の高齢者の幸福感の低さには、深く考えさせられます。
アメリカ人と日本人の幸福感の年次変化

     多くの知人が、リタイア前に心配していたことは次の3点、
            「経済」「時間」「健康」です。
     ところが、実際にリタイアした方々の感想を聞いてみると、
    ほぼ全員の方が「早くリタイアすれば良かった」と言っています。
 人それぞれに事情があって、これらすべての問題が解決するわけではあり
     ませんが、リタイア生活は予想した以上におもしろい、
            と感じているからです。

    しかし、良いリタイア生活をはじめるためには準備が大切です。
       私は、25年前から備えることをお奨めしています。
       先ず、いろいろ夢(ビジョン)を描き求めることです。
    クリスチャンであれば祈り、神さまから知恵をいただきましょう。
        例えば・・・「夢を与えて下さい」「残された使命は何でしょうか」など。
             しかし、そのリタイア後の計画は、漠然としていて良いのです。
       現役時代の計画をそのままリタイア後に当てはめると倒れてしまいます。
                              ペースを30%は落とした案にすべきでしょう。

                   次に、リタイア後の自分の居場所を用意しておくこと。
                             それは家庭や教会や地域社会や趣味の世界で。
                      まず妻とは、共有する時間を持つように心がけること。
                                コミュニティ活動に参加しておくこと。
                        現在の職場の人間関係を大切にしておくこと、など。
  この様な情報は、既にリタイアした方々からも得ることができると思います。
      
                  
                  リタイア後、これまでの人生を一新するということは、
                      これからは好きなことをして生きていくことです。
                       しかしそれは自分勝手な生き方ではありません。
              神さまに造られた本来の自分を発見し生きていくことです。
          それは結果的に、人のために社会のために役立つことでしょう。
    過去にとらわれず、興味ある新しい趣味やこれまで馴染みがなかった
                              家事などに挑戦してみることです。
                                             私の場合は・・・
  野菜作りや庭木の剪定や男性料理教室やブログなどに取り組みました。

「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。
私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」 詩篇 23:6



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