イエスは、幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。 「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。 神の国は、このような者たちのものです。新約聖書 マタイ18:16 イラスト:A. Vallotton |
有名な「非行少年を育てる12の規則」を思い出しましたので、ご紹介します。これは、アメリカ・テキサス州ヒューストンの警察が発行したパンフレットです。
1)小さいころから子どもがほしがるものは、何でも与えなさい。
⇒ そうすれば・・・子どもは、大きくなっても世界は自分のために何でもしてくれる、と思い込んでしまうでしょう
2)悪いことばを口にしたら微笑みなさい。
⇒ そうすれば・・・自分は利口と思い、大した人間と思うようになるでしょう
3)あなたは宗教的な教育とか、理想を目指した教育をすべて避けるようにしなさい。
⇒ そうすれば・・・子どもは、権威を恐れず、犯罪を簡単に行う人間になるでしょう
4)子どもが散らかしたものを、すべて片付けてあげなさい。
⇒ そうすれば・・・子どもは、責任をすべて他人に転嫁するようになるでしょう
5)読みたいものは何でも読ませなさい。食器類はぜんぶ消毒しなさい。しかし心の糧は貧弱にしなさい。
⇒ そうすれば・・・心の貧しい、わがままな子どもになります
⇒ そうすれば・・・心の貧しい、わがままな子どもになります
6)あなたは子どもがいる前で、いつも平気で夫婦喧嘩をしてごらんなさい。
⇒ そうすれば・・・両親がやがて離婚するようになっても、自分の家庭が崩壊しても、当たり前の様に思うでしょう
7)子どもに欲しいだけ小遣いを与えなさい。そして子どもが大きくなっても、自分で働いてお金を稼ぐことがないようにしなさい。
⇒ そうすれば・・・その子どもは、大きくなったときに,怠け者で仕事をせず遊んでいるだけの人間になります
8)食べたいもの、飲みたいもの、欲しいものは何でも与えて満足させなさい。
⇒ そうすれば・・・もっとたくさん、もっと良いものを欲しがるようになり、お金を誤魔化したり物を盗むようになります
9)お年寄りや隣人や学校の先生に対して、いつも子どもの味方をする様にしてごらんなさい。
⇒ そうすれば・・・その様な人たちに偏見を持つようになるでしょう
10)子どもが問題を起こしたとき、あなたは「息子はどうにも手に負えません」と言って謝りなさい。
⇒ そうすれば・・・あなたは親として失格になります
11)子どもが重大な問題や壁にぶつかったとき、それはあなたの問題だから私はどうすることもできない、と言いなさい。
⇒ そうすれば・・・あなたは間違った教育者の烙印を押されます
12)深い悲しみの備えをしなさい。
⇒ これまで述べた様な過保護の結果(報い)として・・・親としての苦しみを味わうことになるでしょう
結論:親としてのつとめは、次の2点です
① 子どもを訓練するのは、(神から託された)責任と心得る
② 自分が教えることについて、模範を示すこと
子育てはたいへんなようですが、すばらしい天の恵みでもありますね。楽しいことがたくさんあります。期待していきましょう!
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