2011年5月8日日曜日

    ライフデザイン:健康

健康のバロメーターとして肥満比率があります。
近年話題になっている「メタボ」は 果たして心臓病などの死亡率に 関係があるのでしょうか?
メタボ(BMI)は 体重(kg)を身長(m)で2回除した値 ですが
国際的には BMI 30以上を肥満といっています
肥満の程度が小さい日本では BMI 25以上を肥満としています

下図は 横軸が成人肥満比率 縦軸は 虚血性心疾患死亡率を示しています
虚血性心疾患とは 狭心症や心筋梗塞などの心臓病です
  《図をクリックすると拡大します》
肥満と心臓病との関係を国際比較で見てみると    どうやら相関があるようです。
1)心臓病で死亡率が高い国は アメリカ・ニュージーランド・イギリスです
2)日本の場合は先進国の中で 最も肥満率が低く 問題はなさそうです
食生活が良いからでしょうか すばらしいですね!
最近では メタボが病気の原因と強く言われなくなったようですが・・・
3)フィンランドの死亡率が高いのは 動物性脂肪の取り過ぎが原因のようです
4)男性女性の差異は 男性の方が 女性の2倍の死亡率になっています


神様を待ち望む者は、新しい力がみなぎり、わしのように翼を張って舞い上がります。 いくら走っても疲れず、どんなに歩いても息切れしません。旧約聖書 イザヤ 40:31


参考図書:統計データはおもしろい(技術評論社)

0 件のコメント:

コメントを投稿